最近、あちこちで独立、起業など、
「創業支援」の文字が踊っています。
様々な起業・創業セミナーが
あちこちで開催され、
資金面や各種サービス面などの
創業支援サポート制度が
一昔前では考えられないくらい、
充実しています。
ちょっとした創業ブームかと思うくらい。
そう言う自分も創業セミナーに
講師として呼ばれることが有り、
また、公的支援制度の専門家として、
創業希望者にアドバイスも行っているのですが、
専門家として色々なタイプの創業予定者のサポートをして感じるのは、
最近の「創業しよう!」的な風潮に対する違和感です。
ハッキリ言ってどうなのかな?
…と感じています。
地域や経済の活性化のため、
中小企業を支えるために
起業や創業を応援するのはもちろん大切な施策ですが、
一方で最近は、
創業融資の審査が緩く感じます。
ごく一部かもしれませんが、
独立資金が簡単に借りられる印象が有るのです。
実際に独立創業したお店に対して
依頼を受けてクリニックすると、
何故独立出来たのだろう?…とか、
考え方が甘いなあ?…とか、
一体どんな計画を立てたのだろう?…とか、
経営を勉強してないなあ…
…などと言わざるを得ない案件が見られます。
我々が若い頃は
そんな簡単に独立出来なかった時代でした。
融資審査も今より全然厳しかったんじゃないかな。
融資を引き出す為の計画書は、
かなり詳細に作り込みました。
何と言っても「計画」と「情熱」だったように思います。
しかも情熱だけではもちろんダメで。
やはり計画9割的な。
これも時代の変化だから良いのか。
とにかくたくさんのベンチャーを生み出せば良いのか?
それとも、
やはりリスクを減らすためにも
もっと創業計画を厳しくすべきなんじゃないだろうか?
こんなことを考えること自体が
老化現象なのか?(笑)
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こちらはいつも無計画なんです(汗)
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