お店には「店長」と言う役職があります。
私自身も幾つかのお店で
店長を務めさせていただきました。
個人的には、
店長の仕事=「マネジメント」だと思っていますので、
「マネージャー」と呼ぶことも多いです。
この、店長(マネージャー)になりたがらない
(=役職者になりたくない)人が、
最近は多いそうです。
今の店長職の現実は、
我々がやっていた時代に比べて
かなり厳しくなっていると感じます。
価値観の多様化による商売の難しさ。
つまり、経営そのものが大変。
人手不足。
人手不足が要因となって起こる様々な問題。
サービス力やスタンダード維持の難しさ。
社員1人だけのお店も昔より増えています。
そうなると体力的・精神的負担も大きい。
コミュニケーションの複雑化。
上下関係やリーダーシップ。
(パワハラ等々気遣いが…)
イマドキ世代の勤労に対する考え方。
教育、訓練、諸規則。
環境変化と時代潮流…などなど、
大変さを挙げたらきりがないですね。
本来、経営者の分身である店長ですが、
従来型の(特に)チェーン店長は、
上下の間に挟まれて
窮屈そうに仕事をしていた印象が強く、
提出書類が多かったり、
上下間のパイプ的だったり、
責任は負っているけど権限は少なそうで、
やりたい仕事がやれているのかな?
…と思うことがよく有りました。
まるで本部への報告者ですね。
その点、店長としての自分は
好きにやらせていただきました。
現場裁量権も与えていただくことが多く、
思いきったことが出来ました。
学んで考えて実行に移す土壌もあった。
お陰で結果を残すことが出来たのかもしれませんが。
今日も、とある店長とのセッションの中で、
「マネージャー=(=店長)の絶対業務はお店を忙しくする事」
と言う話をしていました。
そのためにマネジメント技術を使って、
「ヒト・モノ・カネ・情報」を駆使するのですが、
現代の店長たちは、
逆にそれらに振り回されて
マネジメントどころじゃない。
…そんな印象がぬぐえません。
現代の本部は、
店長とは何をする人か?を示して、
現場のサポーターになるべきかと思います。
現場を強くするには
従業員教育より店長教育。
これは昔も今も変わりませんね。
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