おいしさより、質。 | 石川県の飲食/観光/食品コンサルタント 山崎英樹の独り言

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北陸・石川県を拠点に、飲食店、フードビジネス、観光宿泊業などの各種アドバイスを行うコンサルタント山崎の独り言。ビジネスからプライベート、趣味遊びから世の中へのメッセージまで、真面目で適当、知的で軽薄な遊び心満載のブログ。いしかわ観光特使も務めてます。

昨日は白山の山里エリアに。これは白山さんから見た獅子吼。

こんな良い天気で、パラグライダーが幾つも飛んでいました。
今日からは一転して寒い寒い週末です。

南加賀エリアは明日から月曜辺りまで雪混じり予報てすが、

タイヤ交換を予定している方も多いのでは。


10月は二回の台風、いよいよ11月半ばに来て真冬並みの寒波。

飲食店にとっては厳しい週末になりそうです。




さて、ずっと考えていることに

「美味しさの軸と、上質さの軸」というのがあります。



「おいしさ」ほど曖昧なバロメーターは無いと

常日頃から言ってます。



同じお店、同じ食べ物でも、

人によって美味しいと言ったり、まずいと言ったり。

美味しい美味しくないの基準は、

人によってまったく評価が違う。



これはある意味当たり前。

心理やシチュエーションによっても

「おいしい」の基準は変わってしまうんですよね。



しかし、クオリティーとか上品さは現象なので、

味わいよりははっきりしていて分かりやすい。

むしろ、最低限の美味しさは飲食店では当たり前なので、

この「質」の方が重要だとも思います。



いつも掃除が行き届いて綺麗で清潔感がある。

接客サービスのレベルが高い。

気配りや対応力が高く安心感がある。

調理技術が高い。

こだわって良い素材を使っている。

調度品や装飾・音楽などにこだわりやセンスを感じる。

…などなど。


「品」と言い換えてもいいかも。



飲食店の場合、よくQSCが大切と言われます。

Qクオリティー…商品の質
Sサービス…接客サービス
Cクレンリネス…衛生的で清潔なこと


この、Q=クオリティーは、

商品の質だけではなく、

あらゆる要素の質の高さを目指すべきかと。



結果として、

V=バリューを生み出し、

お店の価値が上がる。



お客様から

こんなに安くて良いの?…とか、

高いけどまた行きたい…とか言われるのが理想かなと。



味をおろそかにして良いという訳ではありません。

もちろんずっと追及しないといけない。


もう一方の軸として大事な質。品。

質を追及すると価値に変わる。

意識して、積み重ねていきましょう。



…週末なのになんか長い文章になってしまった(笑)



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