生産のプロセスや仕事の進め方を【改善する】ための考え方・原則。
いわば『改善の為のフレームワーク』。
それがECRS(イーシーアールエス)。
または(イクルス)と呼ぶそうです。
生産現場や生産管理業務の方は
普段の御仕事の中で、
或いはQC活動などでよくご存じかもしれませんね。
「ECRS」は
改善のアプローチを4つのステップで行う
それぞれの英単語の頭文字を取ったものです。
E(Eliminate:排除)は「作業・無駄・プロセス・業務そのものをやめられないか」、
C(Combine:結合)は「複数の作業を一緒にできないか、まとめられないか」、
R(Rearrange:置換)は「作業手順や場所を交換、入れ替え、取り替えられないか」、
S(Simplify:簡素化)は「作業をより簡単、簡素にできないか」、
・・・を表します。
そしてポイントは
E⇒C⇒R⇒Sの順序で改善を考える事だそうです。
どんな職場でも見渡せば、
何某か改善できる作業や無駄は、
必ずと言って良いほど発見できるモノ。
特に最初の「E」は、
「断捨離」にどこか通じているように感じます。
「ECRS」。
ちょっと意識してみませんか?