「不將不迎」 | 石川県の飲食/観光/食品コンサルタント 山崎英樹の独り言

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北陸・石川県を拠点に、飲食店、フードビジネス、観光宿泊業などの各種アドバイスを行うコンサルタント山崎の独り言。ビジネスからプライベート、趣味遊びから世の中へのメッセージまで、真面目で適当、知的で軽薄な遊び心満載のブログ。いしかわ観光特使も務めてます。

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新しい言葉に出逢いましたので、ご紹介したいと思います。



中国の「荘子」の中の言葉で、かなり有名な言葉だそうです。



「至人之用心、如鏡。不將不迎、應而不藏。」



(至人(しじん)の心を用うるは、鏡の如し。おくらず、むかえず、おうじて、ぞうせず。)




物事の道理をわきまえた人の「心の用い方」は「鏡」のようだ。


不將=オクラズ・・・心配事や過ぎ去った事をクヨクヨ悔やまない

不迎=ムカエズ・・・先の事をあれこれ取り越し苦労をしない

応而=オウジテ・・・何か起きれば事態のの変化に直ちに対応して

不蔵=ゾウセズ・・・心に何もとどめず、すぐに忘れること





(鏡はいつでも前に立った対象(人や物)だけをそのまま映し出すだけで、


対象が鏡の前から去れば、映し出したものをいつまでも残していたり、蓄えようとしたりしない。


ただ「今」のみを映し出す。)



今日より明日は、もっといいはず。


もし明日が悪かったら、明後日はよくなる・・・と前向き志向を信条とし、


難題に直面しても、過去のことに縛られず、


明るい将来を信じて、状況や時代に応じて課題を処理し、


淡々と仕事を続ける・・・。






・・・そんな境地に、自分も到達したいモノです。


・・・どこか心の落ち着く言葉です。

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