ジョン・グッドマンの法則① | 石川県の飲食/観光/食品コンサルタント 山崎英樹の独り言

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「ジョン・グッドマン理論」っていうのを最近知りました。


・・・で、いろいろと調べたところ、


とっても興味深い内容であること、


実地調査に基づいていること、


などがわかりました。



1975年にアメリカのジョン・グッドマン氏が行った


調査結果から発見した法則で、


第1~3までの法則があります。


商品やサービスに対して不満を持った顧客の行動についての法則です。



大変分かり易い論文ファイルを見つけましたので、


参考似させて頂きました。


このURL14ページをご覧になれる方はどうぞ。


http://www.nsa.or.jp/make_jimu/committee/9/data/08002.pdf#search='ジョン・グッドマン理論'



■第一法則


「不満を持った顧客のうち、苦情を申し立て、


その解決に満足しない顧客の該当商品・サービスの再購入率は、



不満を持ちながら苦情を申し立てない顧客の再購入率に比べて、


きわめて高い」




・ 商品やサービスを買って満足している顧客は60%、残りの40%は何らかの
不満を持っている


・ 不満を持った顧客が企業に対し、クレームを行う割合は40%


・ クレームを行い、

その解決に満足した顧客の再購入決定率は2つのグループに分かれる


・ クレームに対し、タイミングよく迅速に解決されたと感じている場合の再購入

率は、単に解決に満足した場合よりもさらに高い

(ちなみに、この場合の再購入率は54~82%位だとか・・・。)


・ 不満を持っていてもクレームを行わない顧客の再購入率は10%。


・ クレームを行い、そのクレームへの対応にも不満を持った顧客の再購入率は0%。






これらのことから、クレームが発止し、


顧客の言い分に沿って対応し、


迅速に解決すれば、


顧客離れをかなり食い止められると言うことになります。




「新規顧客の獲得」には、多大なコストと労力を必要とします。



スタッフと顧客とのコミュニケーション方法・アプローチ方法を見直し、


顧客流出を食い止めるためにも、


この理論を念頭に置いておきたいと思います。


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