仕事や組織、その他どんな世界でも、
昔から「少数精鋭」を好んできました。
仕事で言うと、
大型イタリアンレストランで、レストランウエディングを任されていた頃、
担当スタッフを固定して、
対話し続け、
価値観や考え方を共有し、
反省と挑戦との繰返し、
徹底的に鍛え、毎回毎回髙いハードルを設定しました。
良くぞ最後まで残って頑張ってくれたと、
その当時の彼らに感謝していました。
よくスタッフの「定着率」が良いとか悪いとか言います。
ワタクシは、スタッフ教育がしっかりした会社や繁盛して忙しいお店、
元気の良い会社などなど・・・では、
スタッフに要求する内容の難易度が高くなる訳ですから、
定着率が悪くなる可能性が大いにあると思います。
結果的に、残る人が少なくなる。つまり少数になる。
そして精鋭になる・・・ってことじゃないかと考えます。
たとえば飲食店で言うと、3月、5月、8月、12月に
大きな大きな売上の山があり、
このピークを乗り切ると、
スタッフのみんなも一皮むけて、グンと成長する人が現れます。
いわゆる「化ける」ってやつです。
やはり、残って頑張ってくれた人が「精鋭」になってゆく訳です。
今在籍する全てのスタッフが残って頑張ってくれることを
もちろん目指しますが、
定着率が悪くなることを恐れずに、
「少数精鋭」を目剤して教育してゆきたいですね。