こんにちは。
MOMOです。

癒着性肩関節包炎の肩関節鏡手術
のため、入院9日目です。

 

あと3日で退院だと思うと、
嬉しいような、
この生活が名残惜しいような、
不思議な気持ちになっています。

今日は、入院して良かったこと、

嫌だったことを書いてみようかな。

はい、完全に個人の主観で書いている、

自分のための備忘録のようなメモです。

<入院して良かったこと>

・五十肩になって1年くらい、

左肩がいつも痛くて(時には眠れないほど)

腕も90度以上上がらなくて、不便な思いをしていた。
それが、肩の手術をしたことで
あれほど続いていた疼痛がおさまり、

肩の可動域も増え始めている。
まあ、そのために手術・入院したので、
これがいちばん良かったことだ。

 

・今回、今年の7月に建て替えをしたばかりの
老舗総合病院に入院した。
なので、病院の建物はもちろん、設備なども
最新式で、快適な入院生活が送れた。
 

(都心の景色が見下ろせる最上階の角部屋)

 

(病院内にカフェやラウンジ、図書コーナーもある)

 

・家事を全くしなくて良い環境。
お掃除は業者さんが来てくれて行い、

毎日ゴミ捨てもしてくれる。
ベッドのシーツも交換してくれるし、

食事は、部屋にいれば3食運んでくれて、

食後は取りに来てくれる。
もちろん術後の養生のためなんだけど、

家事をしないと圧倒的な時間が生まれるのだ。
その時間をいろいろなことに使えた。
毎日1冊ずつ持ってきた本を読み、
ブログを毎日書き、

将来のことを考えたり、

久しぶりな方に連絡を取ったりしていた。
いつも忙しさを理由にやってこなかったことだ。
入院中は時間がたっぷりあるので

自分のことに十分時間を使うことができる。

 

・規則正しい生活習慣

朝6時に起床
朝食は8時

昼食は12時

午後にリハビリ40分
夕食は18時
消灯は22時
もー、毎日、判で押したような同じ生活。

最初は刑務所みたいと思ったけど、

身体にはこのリズムが合っていた。

デジタルデトックスにもなって
日に日に、自分が健康になっていくのが分かる。
退院してもできるだけこのリズムは続けたい。

 

・夫とのコミュニケーション
今回、パジャマやタオルのレンタルを

使わなかったので、洗濯物を

夫が1日おきくらいに交換しに来てくれた。
その時に、果物を買ってきてもらったり、

読みたい本を届けてもらったりしつつ、

2時間くらいいろいろ話ができた。
家にいたら、わざわざこうして

「話をする時間をつくる」ことは

しなかったので、これは貴重な機会だった。

 

・健康であることへの感謝の念がわいた

同室には、怪我や加齢の不調で手術した方が

入院していたし、認知症で転んで骨折した

おばあちゃんもいらした。

おばあちゃんは、1日に何度かオムツを変えてもらい、

その他の方は、車椅子を押してもらって

トイレに付き添ってもらう。

(私も最初はそうだった。パンツまで下ろしてもらった)
自分で食事ができない人は、手伝ってもらう。
私は今は自分で歩けるし、食事もできる。
気が向けば、階下のカフェやラウンジにも行ける。
それができるのも健康だからこそ。
自分でトイレに行けることは「当たり前」じゃない。
健康であることは、生きる上で

いちばん大切なことなんだと改めて思った。

今回のことを機に、もっと自分の身体と向き合い、

自分ブラック企業をやめ、ホワイト企業に

なろうと強く思えたのは、入院の収穫だと思う。

 

一方で、嫌だったことも書いてみる。

 

<入院して嫌だったこと>

・自由がない
前述した病院の決まった時間で動くので
まだ眠いのに起こされたり、

読みたい本があっても電気を消されるのは

いやだなあと最初は思っていました。

 

・シャワーやお風呂が使えない

私は、手術後に首に持続麻酔がついていた
約1週間ほど、シャワーが使えませんでした。

(感染症のリスクがあるので、ナースエイドさんが

洗髪台で2回髪を洗ってくれるのみ)
2日に1度、清拭(身体を温かいタオルで拭く)が

ありますが、夏ですし、

それだけでは気持ちが悪い時もありました。
持続麻酔が取れる頃、夫に「なんか臭い」と

言われたのはショックでしたね〜

 

・隣のベッドの方の寝言
前にも書きましたが、隣のベッドの方の寝言が

かなりひどくて、夜眠れない日が続きました。
ナースステーションで看護師さんに相談したら

「眠剤出しましょうか?

他の病室には、いびきや寝言でもっと

うるさい病室もあるし、認知症の方が

騒いでいるお部屋もあるんですよ。

我慢してくださいね」

と言われてしまい、仕方なく、寝る時は

YouTubeでホワイトノイズ(雨音とか)を
イヤホンで聞いたり、耳栓をしたりして

寝ていました。

 

・注射や点滴の痛みや不自由さ
私は、子どもの時から注射がとても苦手です。
血管も細く、なかなか針も入りません。
でも、手術、入院となれば、

注射や点滴は避けて通れません。

手術前の点滴や、首への麻酔は恐怖だったし、

術後も1週間、右腕に痛み止め点滴、

左首に持続麻酔の針が入っていて、

それがとっても怖かったですね。

もちろんいろいろ不自由でしたが、

私は身体に針が刺さることへのトラウマが

あるようです。どうしても苦手でした。


以上、入院して良かったこと、

嫌だったことです。

 

できれば病院のお世話になることなく、

健康で暮らせるのがいちばん。
でも入院も悪いことばかりではないので
そこで良い時間を過ごせればOKだと思います^^

 

 

こんにちは。
MOMOです。

癒着性肩関節包炎の肩関節鏡手術
のため、入院8日目です。

持続麻酔も取れて、

だんだん肩の腫れも引いてきました。

病院内を歩いたり、リハビリを
積極的に行い、退院の日に備えております。

 

このまま何もなければ

21日に抜糸して、その日に退院できる見込みです。

 

退院しても、3〜6か月リハビリは続きます。

 

5年前の手術の時もそうだったなーと思いつつ、

もう2度と手術はしたくないので
リハビリ+食事改善(血糖値コントロール)と

運動習慣を続けようと誓っています。

さて、昨日から80代後半くらいのおばあちゃまが
同室に入院してきました。

私と同じ名前のトモコおばあちゃんです。

トモコおばあちゃんは、認知症のようで

歩いていて、転んで骨折し、本日手術を受けました。


看護師さんとのやりとりが

カーテン越しに聞こえてきます。

看護師さんに

「何歳ですか?」

と聞かれて、真面目な声で

「20歳です」

と答えるおばあちゃん。

 

本気で自分が20歳だと思っている様子。

入院して10分くらいで、ベッドで失禁し、

看護師さんが2人がかりで着替えさせ、

シーツを交換していました。

「痛い」「やめてください!」

と抗議するおばあちゃん。

 

「お名前おしえてください」

と看護師さんに確認されると

「ヨシエです」

「え?ヨシエって誰ですか?トモコさんですよね?」

と聞くも

「いいえ、ヨシエです」

と言い張るおばあちゃん(笑)

 

もはや年齢も人格も変わってしまった様子。

 

看「今日は何日ですか?」

婆「5月2日です」

看「ここはどこですか?」

婆「わかりません」

看「病院ですよ。手術したんですよ」

婆「誰が手術したんですか?」

看「あなたですよ。覚えてないですか?」

婆「知らないです」

 

会話がずーっととんちんかんで、

耳も遠いので、声も大きい。

 

看護師さんが

「ずっとうるさくてごめんなさいね」

と謝ってくれましたが、

まるで子どものようになっているおばあちゃんの

様子に、ほっこりしている私です。

 

もちろん介護をしている方達は

毎日こんな様子だと意思疎通だけでも

大変だとは思いますが、

ご本人を見ていると、何もわからず

幸せそうに見えるのです。

 

人の目も気にせず、今ここを生きる。

認知症のおばあちゃんは、

もしかしたら悟りの境地にいるのかも。

 

そんなことを思ってしまいます。

 

今日の朝ごはん
 

 

必ず出る牛乳は、その後のコーヒーに

入れます。(コーヒーは2階のスタバに買いに行く)



前日、友人がお見舞いに持ってきてくれた

清寿軒のどら焼きをおやつにいただく。

あんこがたくさん詰まっていて美味しい!

 

 

お昼は肉野菜炒め。

どら焼きを食べたので、お腹が空いてなくて
ご飯はほぼ残し。

 

 

夜ごはんは、鶏肉の蒸したもの。
味が薄いので、夫が持ってきてくれた

うまみ調味料をふりかけて食べました。

 

夕食は18時と早いのですが、

寝るのも22時なので、お腹は空きません。

 

 

入院前半は、手術とその後の痛みで

辛かったですが、入院後半は、

痛みもやわらぎ、涼しい病室内で

3食昼寝付きのありがたい環境だなと思ってます。

 

健康的な食事に、1日3回の健康チェック。

看護師さんが常に様子を聞いてくれて

病院の中でリハビリもできる。

 

朝は6時起床で、8時、12時、18時食事で

22時消灯という規則正しい生活。

 

パソコンを開くのも最小限で、

デジタルデトックスもできるし、

本を読む時間もたっぷりあるので

1日1冊のペースで読書も進みます。

 

お部屋の温度は、24時間、25度に

保たれていて、暑くも寒くもなく快適。

 

お部屋は最上階の角部屋の窓際なので
外の景色も見ることができ、飽きません。

 

つくづく自分は恵まれているなと

感謝しかありません。


 

 



 

こんにちは。
MOMOです。

昨日は、凍結肩の手術について
真面目な記事を書いたので、
今日はほんわかした内容で(笑)

入院生活7日目です。

入院中の病室には、患者さんたち、

面会に来る人たち、看護師さん、

回診に来る医師、リハビリのセラピストさん、
お掃除や業者の方などいろいろな方がいます。

 

基本的に24時間ここで生活しているので
そこで様々な人間ドラマを見ることができます。

 

人間観察の格好な場になるんです。

これは私の大好物。

 

私がいま入院している病室は4人部屋。

フロアには20ほどの病室があって、
現在すべてのベッドが埋まっています。

 

なので、空いてもすぐに別の方が入院してきます。

 

最初に私が直面したのは、同室の方の寝言。

夜になると、ずっと「うう、、、痛い」「痛いー」

が何時間も続くのです。

あまりに大きな声で言うので、

私も眠れなくなり、3日目に看護師さんに

相談しました。

「隣のベッドの方が一晩中、痛い痛いと

言っているので、様子を見てあげてくれませんか」と。

 

でも、実際に看護師さんが様子を見に行って聞くと

「全然痛くありません」

と言うのです。

 

痛くないけど、寝言で「痛い痛い」というのは、

手術前(その方は腰の手術をしたばかりのよう)

よほど長い期間、痛い思いをしてきて
寝るとそれが思い出されてしまうのかもしれません。

 

私は、寝言が始まると

イヤホンをして、YouTubeで

雨音のホワイトノイズなどを聞きながら

寝るようにしました。

 

同じ病室の他の方も、寝言が気になっていたようで

別の4人部屋の病室に移動した方もいます。

 

私が入院しているフロアは整形外科なので

基本的に、外科手術して

どこかが動かせない患者さんばかりです。

(私の場合は、左肩がしばらく使えませんでした)

 

なので、トイレはナースコールを押して
看護師さんに車椅子で連れて行ってもらう

方も多いです。

 

夜中に誰かしらがナースコールをして
トイレに行くので、どうしても眠りは浅くなります。

 

面会も、みなさんカーテンをした病室で

お話をするので、会話も丸聞こえ。

 

普段の彼女たちの生活が浮き彫りになって

微笑ましく思えたりもします。

 

看護師さんにもいろいろなタイプがいて。

本当に白衣の天使かと思うほど

温かな看護、声かけをしてくれる方もいれば、

事務的で投げやりな態度の方もいます。

 

私も人間なので、温かいタイプの看護師さんが

その日の担当だと嬉しくなりますが、

逆のタイプの看護師さんでも、

「この人はなぜこんな性格になったんだろう」

と幼少期や普段の生活を想像してみると

それはそれで楽しくなってきます。

 

昨日は認知症の患者さんが同室に入院され、

入ってきて10分くらいで失禁して、

ベッドもびしょ濡れで大騒ぎになりました。

 

2人の看護師さんが、着替えやシーツ交換に

来ましたが、患者さんが何を言っても

分からないと思うと、言葉遣いも乱暴に。

 

患者さんは骨折しているみたいで、

着替えをするため身体を動かすたびに

「痛い」「痛い」と言うのですが、

看護師さんはどんどん動かすので

最後は「ごめんなさい、やめてください!」

と懇願していました。

 

患者さんにも看護師さんにも同情できますし、

自分もこれから親の介護などがあるかもしれないので
他人事には思えなかったですね。

 

私は入院中に麻酔がついていて
自分でシャワーを使えなかった時に

ナースエイドさんという補助職の方に

2回洗髪してもらったことがありました。

 

短い時間だけでしたが、その方は

廊下などですれ違うたびに

「今日のパジャマもかわいいですね!」

と温かい声をかけてくれるんです。

 

同じ仕事をしていても、

楽しんでやっていたり、

仕事の意義を感じながらやっていたりする方は

言葉や表情で伝わってきますね。

 

 

そんな話を面会に来てくれた夫にしていたら

「小説が書けそうだよね」と

プロットを書いてくれました。

 

それがこちら↓

===


あらすじ

それは単なる入院ではなく、地獄への入り口だった。

五十肩が悪化して外科手術を受けるために入院した朋子。

無事に手術は終わったものの、4人部屋の病室には魔物が住んでいた。

一晩中寝言を言う女。

失禁続きの認知症患者。

看護師をいたぶるカスハラ女。

朋子は看護師に助けを求めるも……。

外れくじを引かされた朋子は、このカオスな病室で人間の闇に飲み込まれていく。 

 

中盤以降に明らかにされる展開↓ 

 

すべては朋子の幻覚幻聴であり、魔物は朋子自身であった。

 

帯のコピー↓ 

 

世界の見方が変わる病室文学の新たな金字塔!

タイトル↓ 

 

『病室四〇四(びょうしつよんまるよん)』

部屋番号と「404=Not Found」をかけて、正気を失った朋子の喪失を暗示。

===

 

なかなか面白そうですよね!


今回の短い入院生活では、小説が書けるほどの
取材はなかなかできませんが、

具体的なエピソードや描写が書ければ

現代社会の闇を盛り込んだ面白い小説になりそう(笑)


・・・なんてことを入院中に考えていたります。

 

この日の朝ごはん

 

 

朝ごはんに出る牛乳を残しておいて
あとでコーヒーを買ってきて

カフェオレにして飲んでいます♪

 

 

昼ごはんは、麻婆豆腐と餃子でした。
中華メニューは美味しいです。

 

 

夜ごはんは、肉じゃがとひじきの煮物。
基本的にヘルシーで、入院ダイエットができそう。