こんにちは!
50代の女性の生き方を発信している
山口朋子です
新宿シネマートにて上映中の映画
『親鸞 人生の目的』を観てきました。
50代の女性の生き方を発信している
山口朋子です

新宿シネマートにて上映中の映画
『親鸞 人生の目的』を観てきました。
私は10代の頃からこのことを考えてきました。
高2の夏のキャンプで、担任の物理の先生に
「先生、人はどうして生きないといけないんですか?」
と質問したほどです。
でも先生も、その答えは分からないと言いました。
もちろん人生には楽しいことも
嬉しいこともたくさんあります。
ですが、苦しいことや悲しいこともあります。
私も先日、肩の手術をしましたが、
凍結肩の可動域改善のための手術のはずが
術後まったく改善しておらず、
痛みもひかないため、夜中に何度も目が覚めます。
おそらく別の病院で再手術することになりそうで
1日に何度もそのことについて考えます。
そんな中、去年の6月に得度式をしてくださった
山田俊和大僧正がお亡くなりになり、
師を失った寂しさ、悲しさの中で、
人の人生についても考えることが増えました。
なぜ人は生き、死んだらどこへいくのか。
肉体は滅んでも、魂は永遠なのか。
肉体は滅んでも、魂は永遠なのか。
生きるってどういうことなんだろう。
そんな哲学的な私の問いにヒントをくれるのが、
私の場合は、仏教でした。
昨夜も一緒に得度した仲間たちと
オンラインで勉強会だったのですが
そこで、"宇宙も、自分も、微生物も
みんな相似形で、本質は同じ"という話が出ました。
仏教では、諸法無我という言葉がありますが、
自我を通すのではなく、
自我を通すのではなく、
血管が血液や栄養分を運ぶように
経路となって生きるのもありだなと思っています。
話がそれましたが、映画に戻ります。
『親鸞 人生の目的』
『親鸞 人生の目的』
とても良かったです。
親鸞が9歳で出家し、比叡山で修行したのち、
親鸞が9歳で出家し、比叡山で修行したのち、
山を降りて、法然と出会い、
僧侶として初めて公然と結婚もし、
伝統的な仏教の宗派と対立して
最後は流刑にあうまでの話です。
史実に基づいていますが、
感情が動くエピソードも盛り込まれ、
私は、何度か泣けました。
自身の煩悩に苦しみ、
誰よりも人生の目的を追い求めた親鸞。
映画の最後は、京都から
流刑の地、越後に旅立つのですが、
その時の親鸞の晴れやかな顔から
彼が人生の目的を見つけ、
幸福なのが伝わってきます。
親鸞といえば、浄土真宗の開祖と
されていますが、親鸞自身は、
お師匠の法然の教えを踏襲しただけと
言い続け、本来の仏教を
言い続け、本来の仏教を
世の中に広めることに喜びを見出していました。
だからこそ知らない土地への流刑も
「まだ見ぬ人たちに仏教を広める喜び」
に胸が高鳴ったのでしょう。
そういうものに出会えた人は幸せです。
現代は、人々の欲をかきたてる情報で
あふれています。
選択肢が多くなったことで
私たちは幸せになるどころか
逆に人と比べてたりして
虚しくなったりもします。
ぜひ、この映画を見ることで
虚しくなったりもします。
ぜひ、この映画を見ることで
自分の人生の目的や幸せについて
考えてみるのも良いと思います。
考えてみるのも良いと思います。
ちなみに私が得度したのは天台宗です。
映画の中では、天台宗では悟れないと
親鸞が比叡山を降りて、
浄土宗の法然のもとに行きます。
宗教や宗派が大事なのではなく、
心から納得できる教えに出会うことが
幸せなのかもしれないと思いました。