こんにちは!

50代の女性の生き方を発信している
山口朋子です

1年ほど前、銀婚式(結婚25周年)のお祝いを
ザ・リッツ・カールトン日光でしようと
ホテルに着いた途端に発熱ガーン
 
予約したレストランにも行けず、寝ているだけの
苦い思い出がありました。
目の当たりにしたので
シェアさせていただきます。

ホテルの方とは、事前にお電話や
メールなどでやりとりしていました。

銀婚式のお祝いが、
ザ・リッツ・カールトン日光ではできなかったこと、
福岡での滞在も楽しみにしていることを伝えました。



ザ・リッツ・カールトン福岡に
着いたのは、午前11時くらいでした。

チェックインは15時からなので
その間、スーツケースを
預かってもらおうと、
ホテルの入り口に向かいました。

車寄せにいたベルボーイが
こちらに小走りに寄って来ました。


「山口さま!
お待ちしておりました!」

とベルボーイの彼は
私と夫を見て言ったのです。

こちらが名乗る前に、です。

あっけにとられている我々の手から
スーツケースを受け取り、
彼がさらに言います。

「山口さま、お部屋のご準備が
できております。
このままお部屋に行かれますか?」

 

「はい、お願いします」


通されたお部屋は、高層階の
プレミアスイートルーム。

博多湾や空港が見渡せる
広くて明るいお部屋です。

 



テーブルの上には、支配人からの

手書きのカードも。



お部屋に入って、
ほっとひと息ついた頃。

ピンポーン。

ドアを開けると、
At Your Service(ホテルのコンシェルジュ)の
方が3人立っています。

「このたびは、
銀婚式おめでとうございます」

手には、チョコレートケーキのお皿と
何か書類のようなものを
持っています。



「山口様の記念日当日に発行された
新聞をお持ちしました」



なんと私たちが入籍した日の
西日本新聞のコピーと
手書きのお祝いメッセージ。

「どうして私たちの
入籍の年月日まで
ご存知なのですか?」

と聞くと
コンシェルジュさんが言いました。

「山口様のブログと
Instagramを見て知りました」

なるほど・・・

だからベルボーイの彼も
私たちの顔を見て
すぐに分かったのですね。

さらに
「ご主人様も、
新刊のご出版おめでとうございます!」

えっ、そこまで
調べているの!?
とびっくりしているところに

「1枚写真を撮らせていただいても
よろしいですか?」

と聞かれたので、撮っていただき、
ついでに、アットユアサービス
の3人の方とも記念撮影をしました。


その時に、
「のちほどターンダウンサービスに
伺いますが、何時に
お部屋を出られますか?」
と聞かれたので

「18時~20時くらいに
夕食を食べに行きます」

と答えました。


夕食後、部屋に戻ると
ベッドの上に何か置かれています。



ダブルベッドの真ん中に
真っ赤な薔薇の花びらでハートが描かれており、
その中に、本物のバラをぎっしり使った箱入りの
フラワーアレンジメントと木製のフォトフレームに
さきほど撮影した写真が。

そこに手書きのお手紙も添えられており、
その手紙を読んで私は感動のあまり泣きました。



私たちはザ・リッツ・カールトン福岡の
お得意様でもないし、
まだたった2回目の訪問。

それなのに、事前に
私たちのブログやInstagramを
読んで、何が喜ぶかを
ホテルのみなさんが考えてくれて

「山口夫妻が銀婚式のリベンジで来る」

とホテル全体でそれを共有し、
クラブラウンジでも、
どのスタッフさんも
「おかえりなさいませ、山口様」
と温かく声をかけてくれたのです。

(クラブラウンジでのカクテルタイム)

手書きのカードを3枚も書いてくれて、
これを書いている時も、
思いを込めてくれたんだろうなと・・・

少しでも良い時間を過ごしていただこうと
いうホテルの方の心意気を
痛いほど感じました。



初日の夜、夜景が見える
ビューバスに浸かりながら
私は、アットユアサービスの
方に長いお礼のメールを書きました。

50行くらいは書いたと思います。

ホテルの方に
こんなに熱くお礼のメールを
書いたのは初めてです。

翌日、さらに長い
お礼のメールが
ホテルから届きました。

私のメールを
部署全体で読んで
感動したという内容です。

この温かいやりとりが、
私たちの今後の活動に影響を与えるのは
間違いありません。

サービスとは、
ホスピタリティーとは、
何かを深く考えるきっかけになりました。

彼らのメールに書かれていた

"私共にとって、山口様の笑顔こそがお返しであり、

最幸の贈り物でございます。
At Your Serviceは本来ですと、

お客様の前に出ることはありません。
そのような中、表舞台に立たせて頂き、

身に余る光栄でございます。
お二人のおかげで一緒に楽しい時間を

過ごすことができましたこと改めて感謝致します。
また山口様の温かいお言葉がとても有難く、
それが私共にとってホスピタリティの源泉でございます。"

これこそが、おもてなしの真髄
ではないのかと感じました。

私は、次に福岡に来る際は
必ずザ・リッツ・カールトン福岡に泊まるし、
友人たちにも勧めるでしょう。

実際、Facebookで
写真とリッツで感動した話を書いたら
「私もリッツカールトン福岡に行きます!」
というコメントがたくさん入りました。

ホテルスタッフと宿泊者が、
お互いがありがとう、ありがとうって
お互いに愛を増やして、
相手に渡しているんです。

まさに「愛の交換」です。

それがこんなに温かく
嬉しいことなんだって、
ザ・リッツ・カールトン福岡の
皆さんから教えていただきました。

私は、期待以上のものを
いただき、その結果、
相手の大ファンになって、
頼まれていないのに
メルマガやブログで
こんなふうに紹介しています。



そしてさらに愛の連鎖が
広がっていくのです。

幸せな連鎖だと思いませんか?

その連鎖を自分から
始められたら嬉しいなと
心から思った福岡滞在でした。


ザ・リッツ・カールトン福岡の
At Your Serviceの皆様、
素晴らしい時間を本当にありがとうございました。


またひとつ、ホテルが大好きになる
思い出ができましたラブラブ