こんにちは!

アラフォーからのライフスタイルを
提案する 山口朋子です

あなたは、人にものを頼むのが得意ですか?

人に何かを頼みづらいなと
感じたことはありますか?

自分でやった方が早いと
人に任せず、自分でやってしまうことがありますか?
 
仕事ができる人には、
共通点があります。

それは、
人に頼むのが上手い」こと!
 
上司や部下やパートナーや子どもが
あなたの思い通りに動いてくれたら
たいていの悩みって消えるはずです。

いろんなストレスって
人間関係がうまくいかないことから
生まれるものですが、

それって言い換えると
「相手が◯◯してくれない」
ということですよね。

それも、実は
頼み方が上手くなると
解決できることがたくさんあるんです。


どうしたらうまい頼み方ができるのか、
が今日のテーマです。

相手にうまく頼めなくて
悶々と悩み続けて我慢したり、
一人で抱え込んできた方に朗報です!

この本を読んでください!

 

 

いつも自力でがんばる人ほど
人生のどこかで疲弊しきってしまうのです。
 
頼み上手は、スキルなのです。
 
後天的に見つけることができるのですよ爆  笑


私のまわりには成功者がたくさんいますが、
「すごいですね」と言うと
ほぼ全員同じことを口にします。
 
「いえいえ、私は何もできないんです。
周りの人が助けてくれたおかげです」
 
まるで合言葉のように
そういう方が多いですびっくり

成功者=頼み名人
なんですね。
 
本書で、私がめちゃくちゃ共感したのが、
 
想像するよりも多くの人が、
「人を助けたい」と思っている
 
という点です。

これは彩塾でもよくお伝えしているのですが
みんな「人に頼ったら迷惑じゃないか」
と考えがちなんですよね。
 
でも実際は逆で、頼られて
何かをしてあげたり、教えてあげたりすると
その人の自己重要感が満たされるのです。

つまり、相手も嬉しいのです。

人の役に立ちたいと思うのは、
人間の本能だと私は思っています。

うちの80代の母がいつも言っていました。

「私はお金を稼ぎたいとか
有名になりたいと思ったことはないけど
人の役に立つ人間になりたいといつも思っている」
と。

だから、実家に帰ると
嬉々としてご飯を作ったり、
布団を敷いたりするのが、
母の喜びなんだなーと甘えるようにしています。

もう年だからとこちらが全部していたら
母は自分の存在価値がきっと見出せなくなるので
甘えることも貢献なんですよね。


話を戻すと、まず
 
想像するよりも多くの人が、
「人を助けたい」と思っている

 
ということを理解することが大事です。

この本の著者の松橋良紀さんは、
私がNLPという心理学を学んだ時の
先生でもあります。
 
心理学の専門家なんです。

彼は言います。

「フレーズとボディランゲージで人を動かせ!」

心理学の技法を使うと
頼みごともスムーズにできるそうなのです。
 
たとえば、相手に敬意を払いながらも
自分の正直な気持ちを伝え、
相手が譲歩しやすい提案をすると通りやすいのです。

こんな感じです。

「今日は家族の誕生日で早く帰りたいんだけど、
仕事が終わりそうになくて困っているんだ。
手伝ってくれたら嬉しいけどどうかな?」

相手が「オレも忙しいんだけど」と言ったら
 
「それじゃ1時間とか30分くらいならどうかな?」
 
と相手に敬意を持ちながら
自分の気持ちを正直に伝え、
相手に負担のない提案をするのです。
 
これなら「じゃあ、30分だけ」
というふうに相手からのYESが
もらいやすくなりますよね。

これをアサーティブなコミュニケーションと言います。

こちらの記事でも書いていますね。
そして、もし提案を相手が受け入れなくても
気持ちを伝えることが、
あなた自信の精神的な健康を保つために
役立ちます。
 
これは夫婦間などでも言えることですね。

そして、うまい頼み方は、
相手とのラポールを作った上で頼むことです。
 
ラポールとは相手との信頼関係です。

相手との共通点を見つけたり、
相手のテンポや仕草に同調したり、
声のトーンを合わせて話したりするだけでも
ラポールは築けます。

NLP的には、暗示法を用いた頼み方も
有効です。

「人手が足りないので、今日残業してください
だといやがられますが、
「人手が足りないので、今日残業することはできる?
だと相手の意志を尊重している表明になるのです。

同じような内容なのに、伝わり方が
全然違いますよね。

あとは、「残業してくれると嬉しいです
と主語を自分にすると、カドが立ちにくいです。

これは子育てにも使えます。
 
「◯◯くんが、〜してくれると
ママ、うれしいな〜」
 
みたいに言うと、たいていの子が
ママを喜ばそうとして動いてくれます。
 
もっと効果的なのが
 
「AとBならどっちがいい?」
という聞き方。

これは営業シーンでもよく使われますね。

「次回のお約束は、火曜日と土曜日なら
どちらがご都合いいですか?」

みたいに聞かれると
「じゃあ土曜日で」
って言っちゃいますものね。
約束が決まったわけでもないのに(笑)

本書では、このような心理学的に
相手がYESと言ってしまう技法が
たくさん書かれているので
今日から使えるテクニックが満載ですてへぺろ

そして、圧巻なのが、第4章の
「誰かに頼むのが苦手な人の4つの深層心理とは」
なんです。
 
松橋さんは、「頼めない性格」になったのは、
幼少期に内在化した「禁止令」が原因だと言います。
 
禁止令とは、心の深い部分にあるブレーキのこと。

幼少期の非合理的な思い込みが
大人になってもブレーキになるのです。
 
だから頼み事ができない性格になっているのだと。

本書では、第5章で
そのブレーキの外し方まで
書かれているのです。

なんと実践的な内容なんでしょう!
しかも心理学の相当深いところまで
書かれていて、感動しました。

頼み方の本のはずなのに、
自分の生きづらさを解消してくれる本でもあります。

頼み上手になりたい方、
もっと生きやすくなりたい方、
人間関係を円滑にしたい方は、
読んでみてくださいね。

 

 

 



(著者の松橋さんと某所にて。
なぜか指がお金マークになっている松橋さん・笑)


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