おはようございます!

アラフォーからのライフスタイルを
提案する山口朋子です


前回の続きで、

大学生の頃、私には仲が良いけど

いつも自分を振り回す友人がいました。

 

一緒に出かけても、自分のしたいことばかり言い、
自分が話したいときに電話をかけてきては

長話をしていたのです。

 

若い時の私には、自分軸がなかったので

いつも彼女に合わせては疲れていました。

 

でも、自分の主張をしたら

それはわがままなのではないかと思っていたのです。

 

大学の授業のあと、心理学の先生が

10人ほどの学生を集めて、

アサーション・トレーニングをしてくれました。

 

そのときに初めて、私は、

相手に不快な思いをさせずに

自分の気持ちを素直に表現する

ことができるということを知りました。
 

 

たとえば

友人が「今度の日曜日、海に行こうよ!」

と言ったら、

自分軸がなかった私は

行きたくなくても、無理して「いいよ」

と言っていました。

わがままと自分軸の違いが
わからなかったから

わがままを言ってはいけない
と思っていたのですね。

 

自分だけ我慢すればいい、という
自己犠牲に陥っていました汗
 

 

でも、アサーティブなコミュニケーション

学んでからは、

 

「海?気持ちよさそうだね~♪

でも、今度の日曜日は夜に予定があるから

近場の◯◯なら行けるよ~

新しいお店ができたみたいだし、

◯◯はどう?

 

といった感じで、相手を否定せず、

自分も楽しめる提案をして

両者が納得できるポイントを探せるようになりました。

 

これなら、わがままにはなりませんよね。

相手も否定された気分にはならないと思います。
 

 

夫婦コミュニケショーンにも

このアサーティブな会話が活躍します。

 

相手と意見が違う場合も、

自分の正義や価値観を押し付けるのではなく
 

相手を理解しながら
自分の意見を言い、

両者が納得できる第3の道を
見つけることはできるのです。


その時も、大事なのは
「本当は自分はどうしたいのか」
がハッキリ自分でわかっていること。

他人まかせでいつも流されていると
この「自分の本音」が錆ついてしまって
自分でも自分のことがわからなくなります。


家族や会社を優先してきた人ほど
自分の本当の気持ちを置き去りに
していることが多いです。


次回は、自分らしく生きるヒント
「自分道」について書いてみますね。