出版企画書を作成していただきました。
その中で、私がいちばん笑った企画書があります。
その企画書は、31種類のセラピーについてのもので、
本人はいたって真面目だったのですが、
目次案のセラピーを見て、私は吹き出してしまいました。
たとえば、
「恥ずかしい発言をしたときは、ウロウロしながら『馬鹿』と言うセラピー」
「ママ友としゃべれない人は水卜アナになりきるセラピー」
「妬まれる人は、人工肛門開通セラピー」
「腹がたつことを言われたらミステリー殺人崖上セラピー」
「オロオロ動揺した時は布団の中の匂いでうっとりセラピー」
などなど、ププッと笑える名前のセラピーがズラリ31個。
「じ、人口肛門開通セラピーって何ですか？（汗）」
と私が聞くと、
「それはですね〜！」
と楽しそうに答えてくれたのが、
時田ひさこさんでした。
左から 山口拓朗 時田ひさこさん MOMO
時田さんの企画書は、ハッキリ言ってサイコーでした
当然、編集者からのオファーもいただきました。
そんな時田さんから、出版合宿の感想をいただきましたよ。
感想文もユーモアがいっぱいで、くすっと笑ってしまいます＾＾
私が死ぬとき、人生の１０大ニュースを発表する予定ですが、
この出版合宿はそこにランクインしてくるんではないか？
そうおもえるくらい、インパクトのある２日間でした(笑)。
インパクトの理由①
企画内容
自分の思っていたことと全く違う方向性に活路を見出すことになったからです。
私はとてもまじめなので、シリアス路線を目指していたのですが、それでは出版の俎上に載らないとうことをやまたくさん、MOMOさんは見抜かれておられまして(笑)
そこで、おもしろ真面目路線で企画書を作ることにしました。
インパクトの理由②
コンサルの精度の高さ
自分の方向性が決まれば、やまたくさん、MOMOさんの個別のコンサルのすごさはさらに鋭さを増します(笑)
おふたりとも、
・何冊も本を出版されていること
・出版業界で何が求められているかを熟知しているということ
・参加者ひとりひとりの企画を本人以上にわかっておられること、
・どう伝えたら分かり易く伝わるか
を懇切丁寧、具体的に指導いただけることです。
たとえば、わたしは文章が下手で、枝葉末節に気をとられてしまいがちなのですが、その癖も見抜かれておりました。
時間や文字の制約がある中で効果的に伝えるための言葉の選択が神業でした。文章力の本、語彙力の本、アフィリエイトの本を多数だされている方々ならではの指導内容でした。
もし自分の言葉だけで伝えていたら、回りくどくなり、決して良い結果はいただけていなかったと思います。
インパクトの理由③
出版業界の現実を垣間見せていただける
今回、私は、２回目の挑戦で1社のかたに打ち合わせをいただく機会を頂戴しました。
本当にありがたくて、編集者の方、やまたくさん、MOMOさんに足を向けて寝ることはできません。
今回の合宿での最大の学びは、本を出すには、すでに世の中に求められていることが必要なのです。
私は「本を出して知名度を上げる」という逆の考え方でおりました。
これは決定的な勘違いで、今思えばとても恥ずかしいのですが、このことに強い衝撃を受けました。
それこそが、出版業界の現実であり、著者になることのハードルです。
これは、現役で今まさに本を企画編集制作されている方たちと直に触れ合うことでしかわかり得ないことだと思います。
これから出版合宿に参加される方へのおすすめ
これから、出版合宿に参加される方に、わたしからお勧めしたい参加の仕方があります。
それは、事前に有料個別セッションを受けておくことです。
合宿とは別でです。
このことによって、４０代以上の方は特に大きなメリットが2つあると感じています。
ひとつは、合宿の二日間の体力の消耗を最小限に抑えられるということです。
企画が完成しないとおちおち寝られませんので、少しでも余裕を持っていただくためには、事前の準備があった方が良いと思われます。
また、企画書はＡ４用紙１枚ですが、これをゼロからスタートして仕上げていくのは自分との闘いです。
２日間に集中して戦いすぎると、精神的につらくなってきますので、事前準備をして少しでもメンタル疲労の分散をさせておくのが得策ではないかと思います。
時田ひさこ
やっぱりどんな場面でも、笑いやユーモアって大切ですね。
私は、すっかり時田節のファンになりました。
時田さん、出版に向けてこれからもがんばってください。
応援しています。
時田ひさこさんのブログ
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