3年くらい前からちょくちょく異変が現れてきた父。
病院に連れて行ったら、医者からレビー小体型認知症と言われた。
そこから、会社の倒産処理をするのに、認知症のことはひた隠しにして終わらせた。
認知症とバレた場合
本人に判断能力無しとして
倒産処理が出来なくなるから。
そうなると、私が負債を含めた事業を継承し、社長になってから、私が全ての負債を被り、会社の連帯保証人として全ての財産を失う事になる。
大した財産はないけど。
生命保険を全部解約しなければならないため、今入っている物と同等の保険は、難病である今、二度と入れないものばかり。
当然、クレジットカードは全て解約。
官報に自己破産した人として掲載される事になる。
10年くらいはブラックリストに載り、新しいカードは作れなくなる。
電気屋さんの長期保証だけつけてるクレジットカードも解約せざるを得ない。
それを父は全部被ったわけだが。
そう言えば、何故か某クレジットカードは未だに解約してなくて、年会費が取られ続けている。
良いのかしらと思いつつも、そのまま放置している。
で、昨年引っ越してきて
母がヘルペス脳炎になって。
長い療養生活の末、4月に帰宅してきた頃から
言動や顔つきが少しずつおかしいなと感じていた。
5月の連休を超えたあたりから
更におかしくなってきた。
これまでにも少しあった
夜中の失禁事情。
布団にしてしまう
台所で用を足そうとする
風呂場で用を足す
これらを指摘すると逆ギレされる。
何故か
『俺のことが嫌いならそう言ってくれ。こここら出て野垂れ死ぬから』
そう言って私を追い詰める。
私が言いたいのはそこじゃない。
失禁してしまうのは年齢から言って仕方がない。
風呂でやるのも仕方がない。
本当は嫌だけど。
トイレをベチャベチャにしてしまうのも仕方がない。
でもね、やったら掃除しといてよ。
それが言いたいだけなのに。
夜中のトイレが特に危険で
・トイレの場所がわからない
・洋式トイレの使い方がわからなくなる
・流し方もわからない
特にここ1週間こんな感じで、母のトイレ介助の際に、まずはトイレ掃除をしてからじゃないと母のトイレ介助が出来ない。
私だって夜中じゅう、母のトイレ介助に入りながら、父のトイレの後始末もし、昼間は買い出しをしてなるべくバランスが良さそうな食事を用意する。
もうヘトヘトである。
他には
突然顔つきが変わる
変わった時に急に理不尽なことを理詰めで相手に精神的に追い詰める感じで言いまくる
なかなか説明しづらいが
一番わかり易いと思うエピソードを
引っ越してすぐから、母がヘルペス脳炎で入院するまでの3ヶ月間
父は毎日母に
「なぜ片付けないんだ」
と毎日母に言っていたそう。
途中から母はノイローゼ気味になりながらも、必死で片付けをしていた。
私が身体を気づかって休めと言っても
「お父さんに言われるから」
と言いながら、悲壮な顔をして作業をしていた。
私はそこから逃げていた。
なるべく父と母を離すように、父を連れ出して、呪縛から少しでも離れられるようにしていたつもりだ。
でも母はヘルペス脳炎となり、脳の障害が重く残った。
質問をすると返してくれるが、5分前のことは覚えていない。
そんな状態になってまで、母は生き残ってしまった。
と時々嘆いている。
誰も幸せになっていない現状。
介護は地獄だというが、これはまだ序の口なのかもしれない。
これ以上、何かは起こるだろうが、私は耐えられるだろうか。
幸せになるために動いてきたことが、全て間違っていたのだろうか。
こんなんなら、施設に入れればいいじゃないか
簡単に言ってくれるな。
全員の年金を合わせてやっと生活してるのに。
父か母の年金が施設に取られてしまえば、瞬く間に生活に困窮してしまう。
預貯金なんて、全て会社の倒産処理や引っ越しで使い果たした。
今あるのは、私が命がけてもぎ取った、コロナワクチンの被害者の見舞金だけだ。
そんな状態で施設に預けることなんてできると思うか？
兄弟なんて居ない。
親戚なんて、口しか出さない。
誰も助けてはくれない。
なら、生活保護があるじゃん？
簡単に言うな。
私は化学物質過敏症で公共の乗物が使えないんだよ。
体調を崩すんだよ。
車やバイクを取られたら、買い物にも行けない。
どうやって生活するの？
東京の病院にはどうやって行けばいいの？
考えれば考えるほど、動けば動くほど、蟻地獄のように…
真綿で首を絞められているように…
どうしようも出来なくなる。
私だって仕事がしたい。
世の中が香料ブームじゃなきゃ、わたしだって普通に生活出来たんだ。
今だって買い物すら命がけ。
よく、イソシアネートやホルムアルデヒドが含まれている、洗濯洗剤や柔軟剤が使えるよね。
みんな明日は我が身なのにね。
とりあえず、父の介護認定を早急に受けるという算段は、
【ここから追記】
とりあえず、父の介護認定を早急に受けるという算段は、ケアマネさんと、病院とで話し合ってくれているとは言うものの、その通りになるかは分からない。
でも今は此処にすがるしかない。