時々育児のこと【中学受験という選択】 | 木津川市のピラティス・ヨガ・バレトン教室 プライベートスタジオ*unsourire*アンスリール  (木津・精華・奈良・高の原周辺)

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木津川市・精華・奈良周辺。
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娘が「明日、学校休みなの」と言うので
「へ?なんで?」と聞くと
「だってうちの受験日だもん」という返答が🌸


そうか…
あれからもう1年経つのか

長かったような
あっという間だったような
 

受験をさせる

決めたのは、6年生の夏頃でした

もちろん最終的には本人も
やろうと決めた事ですが
正直きっかけは子供の意志ではありません

親としてその考えに至る理由は
それはもぉ~山のようにあったのですが
(ここではちょっと省略^^;)

タイミングだったり
どちらかと言えば目の前のことより
遠い本人の先を見越して
この方がベターな選択だろうと
思ったからでした

でも
この選択で本当にいいんだろうか

そんな思いは
受験する前から受験した後も
常に頭から離れませんでした

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
中等部は人数の少ない学校
友達の数も絶対的に少なくなるから
合う子がいなかったらどうしよう
その中で孤立したらどうしよう

部活の数も少ないし、人数も少ない
そんな中でやっても淋しいだろうな
そして、小学生からずっとやっていて
本人も入りたがってたバレー部もない

同じ学校から受ける子もいない
登下校もひとりぼっち
地元の子がワイワイと帰っている姿を見たら
どう思うだろう
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


地元の学校に行かせてやる方が
本人は楽しいんじゃないか

先を見据えてって
親の勝手な解釈なのではないか

本当にこの選択が本人のためになるのか


考えてみたら私自身も公立育ち
1人だけみんなと違う道を選ぶなんてこと
自分はとてもできなかった

考えても考えても堂々巡りになるだけで
お世話になった先生や
先輩お母さんに
あの頃いっぱい相談したなぁと思い出します

『親が諸手を上げて喜ぶような学校に入れても、何かのきっかけで本人が躓くこともあるし、うちの場合はこれがよかったとは言えなかった』

『受験には失敗したけど、友達や成績などの面から見たら、結果的に本人にとっては公立の方がよかった』

『これから先は、私たちが経験したような大学受験システムとは違ってくる』

『生徒の人数が多いメリットも、少ないメリットもある』
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

結局
どっちを選択しても
いいこともあるだろうし
後悔することもあるだろうし

今の時点でどっちがいいなんて答えは
絶対に出ない

本人が選んだ道があるのなら
『これでよかったんだ』と
今は迷わず突き進むしかないんだなと

もちろん
本人と言ってもまだ小学生なので
100%本人の意志だけで決めるのは難しいし

ある程度、親のアドバイスや
導きが必要だと思います

だから娘には
友達との関係、勉強のこと、部活のこと
地元の学校と何が変わってどう違うのか

いいことも悪いことも全部具体的に伝えて
『それで自分はどうしたい?』と聞きました

そしたら娘は何日か考え
部活のことや友達のことで
最後まで悩んでいたようですが
最終的に『受験する』と言いました

一旦そう決めたら
本人に迷いはないようでした
それが唯一の救いだっかな


合否だけではなく、選んだ道で
上手くやっていけるかどうかも含めて
例えどんな結果になったとしても
後悔するのではなくて、受け止める

そしてそれからできることを一緒に考える

ただそれだけを
親も頑張ろうって決めました



あれから気がつけばもう1年

娘は毎日元気に学校に通っています
 

考えもしなかった女子サッカー部に入り
部活に中学1年生は二人っきりだけど
だからこそ、その子と仲良くなれ
中学生が少ないから
高校生の先輩や顧問の先生に
可愛がってもらえて
本人はもうウッキウキで

小学生の頃は友達付き合いが
何かと不器用だった娘が
少ない人数のクラスの中でも
仲良しの友達にも恵まれ

少人数ということもありますが
校内マラソンで全学年1位になり
何かと全てに自信なさげだった娘に
ちょっとした自信が芽生え

下校も高校生の部活の先輩たちと
楽しく帰っているようです


そう
結果的に言えば
完全に親の取り越し苦労でした
(今のところはですけどね…^^;)

杞憂してたことも
どう転ぶか解らない

でもうちの場合、娘のこの選択に
親として『大丈夫』と最終的に思えたのは
娘の性格にあった気がします

決して友達作りが上手であるとか
何事も器用にこなすとか
そういった強みではなく

どんな状況でも深く考えすぎず
適当でも自分なりにやっていくだろうと
根っこの強さ
娘には私に皆無なそんな所があるので(笑)

息子だと、また性格が全然違うので
こんな風には思えなかったかも

選択もその子供の性格によりけりで
その見極めが1番難しいのかもしれません

もちろんこれから先まだまだ長いので
今はそう思えてても
『やっぱりやめときゃよかった!!』
なんて娘に
ぶつけられる日が来るかもしれませんが
まぁ、それもその時に考えよう…^^;


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

人生において
何か選択をしなければならない時
あの時こうすればよかった
そんなふうに思うことはいっぱいある

でもすべては
その道を選んで初めて解ったこと

やってみないとやっぱり解らなかったこと

だったら結果は結果として受け止めて
そこからどうやって前に進めばいいのか
逃げずに向き合っていくしかないんですよね

これが今回娘の受験を通して
私が1番学んだことだったような気がします



子供の進路

親が関わる上で
こんなに難しいものってない

進路が人生の全てではないことを
自分自身は身をもって経験しているし
通過点にしかすぎないことも解っている

親はどこまで関わるべきなのか
傍観するべきなのか
正しい答えなんてきっとない  

親の思いもそれぞれ違うし

それぞれに葛藤も後悔も願いもあって

できることと言えば
『こんな選択肢もあるよ』と提示したり
アドバイスすることぐらい

その場所で楽しみや喜びを見つけ出したり
つらいことがあってもそれを乗り越えたり
自分なりの道を切り拓いていくのは
結局のところ本人次第

そんなこと解ってても
やきもきしてしまうのが親心だけど

どのお父さんもお母さんも
望んでいることはきっと同じ


真っ黒に日焼けして(それはうちだけか笑) 

楽しい思い出をたくさん作って

『毎日が楽しい』

そう言ってくれたら、もうそれでいい

願っていることは
ほんとにただそれだけなんです(*^^*)