龍と繋がる | 京都雲龍院 寺庭婦人のブログ

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京都東山泉涌寺別院 雲龍院でのちょっとした出来事を皆さんに大公開!

「寺庭婦人」である私がblogを始めました。「寺庭婦人」とは「じていふじん」と読みお寺の奥さんの事です。私なりに雲龍院を徒然なるまま ご紹介いたします。

秋の特別拝観は 「龍」をテーマにしており、本堂のガラスケースには龍が装飾された荘厳具や置物などを展示しております

雲龍院の寺名にも使われている「龍」は雨や雲、水を司る神様で 豊穣や生命力の向上 又、運気が上がるなどとも言われて 篤い信仰を集めております。

龍の爪の本数について 皆さま 話題にされるのをよく聞きますが、古来 中国では5本爪は皇帝・ 4本爪が貴族・下級官吏や庶民は3本爪というように 所有者の身分で龍の爪の数が決まっていたようです。

日本では[天・地・海]の三界を意識して 3本爪の龍が好まれたそうですが、そのような背景を踏まえて 龍を見るのも面白いかと思います。

ところで「11月は本職の仕事が忙しいから 特別拝観中でも 私を当てにしないでね。」と言っていた娘ですが、今日はご朱印書きのお手伝いに帰ってきてくれました。そして 合間を縫って 子龍を連れ出し お散歩へ…











ほっこりタイムで英気を養う2人なのでした。