お薬師さまの真の願い | 京都雲龍院 寺庭婦人のブログ

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京都東山泉涌寺別院 雲龍院でのちょっとした出来事を皆さんに大公開!

「寺庭婦人」である私がblogを始めました。「寺庭婦人」とは「じていふじん」と読みお寺の奥さんの事です。私なりに雲龍院を徒然なるまま ご紹介いたします。


お薬師さまは菩薩だった修行中に、12の誓いをたてられました。それは

* 病気を治す

* 悩みを解決する

* 衣食住を整える

* 地獄に落ちないように導く

などです。

お薬師さまは左手に薬壺 ( やっこ ) を持ち、右手は施無畏印 ( せむいいん ) を示されております。

「怖がらなくていいんだよ」と寄り添い、お悩みに添った薬を処方して下さるのです。

お薬師さまは現世利益の仏様。なぜ 私達の希望を叶えて下さるのでしょうか?

病気を治し 命を延ばすのは 一秒でも長く生きてもらう為です。病気が治った人が仏教を聞き、学ぶことで 本当の幸せになることを願われているのです。輪廻転生 ( りんねてんしょう ) をしている私達ですが、仏教は人間に生まれた時にしか聞けません。 せっかく生まれがたい人間に生まれても、病気になったり 心がささくれていては仏教に耳を傾けることが出来ません。だからお薬師さまは病気を治して 命をのばそうとされているのです。

お薬師さまの前では静かに手を合わせ 心の中でご真言を3回唱えて下さい。


おん ころころ せんだり まとうぎ そわか