平成最後の如法写経会 | 京都雲龍院 寺庭婦人のブログ

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京都東山泉涌寺別院 雲龍院でのちょっとした出来事を皆さんに大公開!

「寺庭婦人」である私がblogを始めました。「寺庭婦人」とは「じていふじん」と読みお寺の奥さんの事です。私なりに雲龍院を徒然なるまま ご紹介いたします。





雲龍院は写経のお寺として600年以上の歴史があります。特に4月の写経会は写経会員さんだけでは無く 山内のお坊様方も来られて特別な法要が執り行われております。
世間では10連休の初日であった4月27日、如法写経会が行われました。
例年よりも冷んやりとした気温でしたが 10時からの開始に向けて 皆さまが参集され 鐘の音と共に入堂。丁子や塗香 酒水等のお清めを受け、職衆のお坊様方が堂内に散華を撒いて場を清めると 凛とした神聖な空気が漂いました。その後 数々の修法が行われて 一同が写経に取り掛かる頃、強風が吹き始め…。いつもならば 障子を開け放し 蔀戸(しとみど) も上げ、ウグイスの声や春の麗らかさに ちょっぴり気が散漫になるところですが、今年は 締め切った堂内に皆様の気が集中して 一心に筆を走らせていらっしゃるようでした。
その後、お写経奉納の為に平成最後の御陵参拝に向かわれ… 。山から戻られた皆さま方は清々しい気持ちで 熱々の宗旦そば を召し上がり 御供えのお下がりの柏餅とお抹茶を味わいながら修行の疲れを癒されたのでした。