6月27日は 雲龍院の開山( 初代の住職) 竹厳上人のご命日にあたり、開山忌法要が営まれました。
梅雨の晴れ間の爽やかな空気の中、開山さんを慕う 長老様はじめ 山内寺院のご住職様方と 龍華会の会員さんが続々と参集され 11時から法要が始まりました。 初めに 織部流扶桑派の尾崎宗匠による お献茶のお点前がなされ 中央に恭しくお供えされます。この日 開山さんの木像とお位牌は 本尊 お薬師様の前に晴れがましく安置され、厳かな法要を 穏やかな表情で見守っておられるようでした。 考えてみれば、竹厳上人様は南北朝時代 、 約640年も昔の方。 徳の高いお坊様は 永い時を経てまでも 人々を惹きつける魅力があるのだと・・・。先師の遺徳を偲びつつ 読経に力が入っていた様子の住職なのでした。