昨夜は フィリピンのアキノ大統領をお招きしての宮中晩餐会があり、今朝の報道番組で盛り上っておりました。
特に 女性皇族様の装いに注目が集まり、私も 信子妃殿下のロイヤルブルーのイブニングドレスを テレビにかじりつく様に見入っておりました。
妃殿下方の御召し物は お抱えのデザイナーさんが作りますが、布地選びから始まって 細かなラインや飾り等々 随所に妃殿下の御意見が採り入れられ 何度もお仮縫いが為されます。センスは勿論、ご経験や高い知識の賜物のドレスだからこそ あの華やかな雰囲気を演出できるのかもしれません。佳子様の素敵なドレスも きっと紀子妃殿下のアドバイスが盛り込まれているに違いないと うっとりと眺めてしまいました。
平成になって間もなくの頃だったかと記憶しておりますが、 国賓の晩餐会で 信子妃殿下が エメラルドグリーンのイブニングドレスをお召しになられました。女性ばかりがお集まりの時に 御夫人がドレスを御覧になり「我が国では グリーンはとても大切にされている特別な色なのです。」 とお喜びになられ…。すかさず 皇后様が 「日本でも 大事な 赤ちゃんの事を みどりご(緑児・嬰児) と呼びます」 と話され 大変に場が和んだそうです。
「1人の皇族様は1000人の外交官にも勝る」 と聞いた事がありますが、 雲の上の方々をありがたい気持ちで拝んでしまう 私なのでした。