特別拝観の間に行っていた おぶけ茶席 は元々は禅宗の古い茶礼であり 織部流が 武家点前として継承していた [四つ頭]を基にして監修してもらったものです。座って行うので 丁寧な分、多人数には適さない為 期間中の団体拝観では 織部流のベテランさんに 四つ頭 をして頂きました。 袴姿の男性が キリッ とキメて 立ったまま 一人 一人 お茶を点てていき 宗匠が解説もして下さるのですから それは それは 値打ちもの です!
[自分の番はまだかな?] と ドキドキしながら 皆さん お茶碗を握りしめて 待っていらっしゃいました。 裏方を務める私達も 粗相をしないかと ドキドキしながらお手伝いしておりました。 いつもと違う お水屋の緊張感… とても勉強になりました。