カミあそび | 京都雲龍院 寺庭婦人のブログ

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京都東山泉涌寺別院 雲龍院でのちょっとした出来事を皆さんに大公開!

「寺庭婦人」である私がblogを始めました。「寺庭婦人」とは「じていふじん」と読みお寺の奥さんの事です。私なりに雲龍院を徒然なるまま ご紹介いたします。

昨夜 太鼓教室に通い始めた息子と共に[民の謡] の演奏会へ行ってきました。 雲龍院のお月見会 や 双龍襖絵の落慶 の時に演奏して下さった 篠笛の森田玲さん、南部香織さん、息子の師匠 で 太鼓の平浩之 さんが 主演。 一部・二部は 森田さんの作品曲や 心弾む 神楽・お祭囃子 など… お得意トークも入って楽しく聴き入りました。
いつも雲龍院の庭園で奏でて頂く演奏は 宇宙と一体になったかのような音色で 毎回 感動するのですが、会館のステージ上でのコンサートは 集中感が極まり やはり これもまた 素敵でした。
第三部は 能楽師 林宗一郎さんの舞で [天岩戸のカミあそび]が演じられました。 「何を喋っているのか 解らなかったね」と息子には少し 難しかったようですが、音楽と動きで 十分に日本神話に引き込まれる感じがして 神々しいような舞台でした。
この秋 京都では 国民文化祭 が行われます。 日本の伝統的な文化をたくさん魅せて頂けると嬉しいです。
雲龍院もやりますよ! 秋の特別拝観 で武家茶席の魅力を大公開致します。