障子張り | 京都雲龍院 寺庭婦人のブログ

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京都東山泉涌寺別院 雲龍院でのちょっとした出来事を皆さんに大公開!

「寺庭婦人」である私がblogを始めました。「寺庭婦人」とは「じていふじん」と読みお寺の奥さんの事です。私なりに雲龍院を徒然なるまま ご紹介いたします。

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年末の大掃除、そろそろ始めていかなくてはいけません。 今日は 大輪の間 の障子を張り替えました。 
障子張り は雲龍院の嫁 の必須科目です。 とにかく枚数が多いので、本堂や霊明殿 の方は 本職さんにお願いして その他はこちらで少しずつやっていくことになります。
先代と義母は 二人でとても手際良くこなしており、 横で手伝いながら やり方を覚えてきました。 住職と二人ですると 「糊を作って来て!」だの 「紙を持って来て!」 だのと、結局 私ばかりが走らされるので 最近では 一人で落ち着いてする方が楽に感じてきました。 
真っ白な障子紙が パリッ と張れると すがすがしい気分になります。
さて、誰が一番に 穴をあけてしまうでしょうか? たいてい 私が 一番ですが…。