騒動 | 京都雲龍院 寺庭婦人のブログ

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京都東山泉涌寺別院 雲龍院でのちょっとした出来事を皆さんに大公開!

「寺庭婦人」である私がblogを始めました。「寺庭婦人」とは「じていふじん」と読みお寺の奥さんの事です。私なりに雲龍院を徒然なるまま ご紹介いたします。

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口をきかないで怒っていた娘が 深夜に 「お母さ~ん!!」 と言って叩き起こしてきました。 ムカデに刺されたようで 転がり苦しんでます。 泣き叫ぶ娘に、 その声に驚き吠える愛犬。 掃除機を持って ムカデを探す住職 と 薬を持ってウロウロする私。気付かず眠る息子?…。 夜中の大騒動でした。
山の中だけに 仕方ないことですが 梅雨時になると「くわばら くわばら」と念じることしきり。
昔 住職が足を刺された時、先代が「ろうそくを垂らすと痛みが治まる」と言い出し、二重の悲鳴を上げた事は伝説となっております。 
泉涌寺の寺務所 では 「昨夜、うちに出ましたよ…」 と言うと 幽霊の事ではなく ムカデなのだそうで… 山内寺院 でも恐れられているようです。
輪廻転生 この世で悪い事をすると 次世で嫌われる生き物に生まれる…
ムカデにだけは 生まれ変わらないように まっとうな 人生を歩まなければと痛感した 我が家族。 ただ、娘との関係復旧をムカデにちょっぴり感謝する 母なのであった~。




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