9月の料理教室は、今年6月に訪れたフランス・バスク地方風のメニュー。
肉厚パプリカの煮込み、唐辛子風味のチキンソテー、バスク風フレッシュチーズデザート.....などなど、本場の味を日本の食材で再現したオリジナルレシピです。
前菜は「ピペラード」
ピペラードとはバスクの代表的な家庭料理。
甘酸っぱく煮込んだパプリカに、卵と生ハムを添えて頂くのが定番です。
形状や食べ方は家庭や店によってさまざまですが、ここでは一番美味で作りやすい簡単・シンプルレシピをお教えしました。
本場では、卵はスクランブルエッグやオムレツ風にすることが多いようですが、ここでは普段のお食事にも活用できる「温泉卵」をご紹介しました。
温度管理をきちんとすれば、毎回安定したとろとろの温度卵が出来上がります。
メインは「ピメント・エスペレット風味のチキンソテー」
きちんと下処理した鶏肉を、皮目はパリッと香ばしく、身はふっくらジューシーにソテーするコツをしっかりマスターしていただきました。
フランス・バスク地方名産の上質なピメント・エスペレット(唐辛子)を使い、ほんのりピリ辛に仕上げました。
まるでジャムのように甘くてピリ辛のピメントのジュレは、本場で購入したものをチキンのソースとして添えましたが、手作りにも挑戦。見ためも味わいも見事に再現できました。
おまけレシピは「米粉とおから入り、バナナのフォカッチャ」
パン生地をこねる必要なし、発酵時間もほぼ不要の超簡単・お手軽フォカッチャ。
まるでお店のように綺麗な形に焼き上がる方法をお教えしました。
おからと米粉たっぷりでヘルシーなうえ、ふんわりしっとり・モチモチ食感でじつに美味。
朝食やおやつにもおすすめのスイーツパンです。
デザートは「バスク風フレッシュチーズのミルクデザート」
やっと固まった寄せ豆腐のような食感のバスク名産のフレッシュチーズ「MAMIA(マミア)」を、日本で入手できる食材で再現しました。
甘くも酸っぱくもないので、ハチミツや砂糖をかけて食べます。
なんと生徒さんのなかに、以前バスクを旅して実際にこのフレッシュチーズを味わった方がいらっしゃいました。
今回のレシピは「まさにマミアの味!」と太鼓判を押していただきました。
今月はデザートタイムにネスプレッソマシンで淹れたコーヒーを試飲していただきました。
15種もあるコーヒーカプセルの中からお好みのものをお選びいただき、本格的なコーヒーを楽しんでいただきました。
このネスプレッソコーヒーの試飲サービスは9月〜11月の3ヶ月間続きます。
コーヒーが苦手な方にはおいしい紅茶をお淹れしますのでご安心下さい。
ご参加いただきました皆さま、誠にありがとうございました