「料理教室アン・プチ・プ」の9月メニューは、フランス・バスク風料理特集です。
なかでも試作を重ねたのが、バスクのフレッシュチーズを再現したふるふる・とろとろデザート。
現地では「MAMIA(マミア)」という名前で親しまれています。
グルメな地元っ子から「土地の料理を食べたいなら断然ここ!ロケーションもお勧め。」と教えてもらった山中のレストランで初めてMAMIAを食べました。
お腹いっぱいでデザートをパスしようとしたら、レストランのマダムが「これならきっと食べられるからぜひ!」とお勧めしてくれたのが、このMAMIA。
羊のミルクから作られる酸味のないフレッシュチーズで、通常はデザートとして供されるとか。
甘くないのでハチミツやお砂糖をかけて食べます。
バスクの旅も中盤になり、名物料理は一通りチェックできたかな...と思っていましたが、こんな不思議なチーズがあったとは!
街中のレストランでは見かけませんでしたが、フロマジュリーやマルシェにはあるはずと、ホテル近くのお店を探したら、普通にたくさん並んでいました。
しかも可愛い陶器入りなのに安い♪
幸いホテルの目の前に常設マルシェと素敵なフロマジュリーがあったので、滞在中は毎日通って食べました。
MAMIAの原料である羊のミルクは日本では入手できないので、独特のミルキーな風味を再現すべく試作を重ねました。
やっと固まった寄せ豆腐のような、ふるふる・とろとろの食感はほぼ再現できたと思います!
可愛い容器はもちろんお持ち帰りしたので、レッスンでは本場と同じかたちで供します。
ちなみに、昔バスク地方では羊のミルクを「カイク」と呼ばれる容器に入れていたそうです。
本来は木製だそうですが、土産物店ではこんな可愛い陶製のものが売られています↓
また9月のレッスンでは、唐辛子の名産地・エスペレット村の秀逸ショコラトリーで購入した“唐辛子ガナッシュ入りチョコレート”のご試食サービスもございます。
ピリ辛だけど口溶けよくて美味!
それもそのはず、バスク地方はフランスのチョコレート発祥の地でもあるんです。
9月は前菜もメインもバスク風のお料理をご紹介致しますので、ぜひお越し下さい。
皆さまのご参加を心よりお待ちしています
夏の恒例SPITZライブ