フランス・バスク地方ならではの赤い木枠の可愛い家が建ち並ぶ小さな村、エスペレットに行きました。
エスペレット村は、AOP認定の「ピメント・エスペレット」と呼ばれる唐辛子の産地です。
ピメント・エスペレットは、この地域限定で生産される、厳しい基準をクリアした上質な唐辛子。
まるでピーマンのように大振りで辛味は穏やかです。
お店やレストランの外壁には、たくさんの唐辛子が飾られています。
名物は、もちろん唐辛子製品。
唐辛子パウダー、ジュレ、マスタード、パテのほか、唐辛子風味のチョコレートやジャム...など。
パッケージも可愛らしいです。
さて、エスペレット村でのランチは、壁に唐辛子がいっぱいぶら下がってるインパクトのあるホテル「HOTEL EUZKADI」。
滞在中のオーベルジュバスクから送ってくれたタクシーの運転手さんが、「ここが一番美味しいお店だよ。ランチはここのホテルでね!」と言って、このホテルの手前で降ろしてくれました。
こじんまりした素敵なホテルで食べたランチは、バスクの素朴な家庭料理。
「Elzekaria」
豚肉、キャベツやじゃがいもなどの野菜、白いんげん豆等をくたくたに煮込んだシンプルなスープ。
やさしい味でなんどもお代わりしてしまいました。
「Axoa d'Espelette」
刻んだ仔牛肉と野菜の煮込み。こちらもシンプルな塩味で素朴なおいしさ。
付け合せのじゃがいもがとても甘くてホクホク。
私たちが普段使っている鷹の爪よりも、辛味がマイルドで食べやすいピメントエスペレット。
今後のレッスンでお試しいただく予定です。