9/1 に「豆腐マイスター1day講座」を開催しました。
10:00〜19:00という長丁場の「豆腐マイスター1day講座」の最後を飾るのは、大豆から作る手作り豆腐。
あの固い大豆から豆乳を絞り、それがお豆腐になっていく工程は感動もの。
私が毎回とても楽しみにしている実習です。
お豆腐作りの材料は、大豆・水・凝固剤というごくシンプルなものですが、その工程にはコツがいっぱい。
簡単に思える大豆の浸水加減も大切なポイント。
この見極め方も、講師の藤橋ひとみ先生がしっかり教えてくれます。
水でふっくら戻した大豆を、最適な粒状になるまでミキサーにかけ、豆乳を絞ります。
まるでミルクのような豆乳を絞る作業は、けっこう力が要るので大変。
今回は男性の受講者がいらっしゃって、大きな手でしっかり豆乳を絞って下さり助かりました。
そして加熱して凝固剤を投入し、豆乳が固まるまでしばらく待ちます。
無事に固まったふるふるの豆腐を、木綿を敷いた型箱に入れ、よく水気を切ったら木綿豆腐の完成です。
受講者の皆さんからは.....
「これだけ沢山の大豆を使っても、たった一丁のお豆腐しか出来ないんですね。」
「お手頃価格で提供しているお豆腐屋さんには頭が下がります。」
「一丁のお豆腐からこんなに多量のおからが出るんですか?おから、もっと食べないと!」
.....といった声があがりました。
大豆から豆腐を作るという全行程を体験して皆さん大満足。沢山の学びがありました。
そしてなにより、出来たてほやほやのもっちり・しっかりした食感の手作り豆腐の美味しさに感激!
ほんのり温かく、大豆の甘みたっぷりです。
今はスーパーで一丁100円以下で買えるお豆腐ですが、実は手作りすると非常に手間暇かかるんです。
そして、今では激変してしまった町のお豆腐屋さんで昔ながらの伝統製法で手作りされたお豆腐は、工場生産のものとはまったく違い、大豆の旨みが感じられて本当に美味です。
講座修了後の試験に合格すると「豆腐マイスター修了証」が授与されます。
今回は満点を取られた方が2名様も。その他の方もとっても優秀な成績でした。
講座を受ければらくらく解ける問題ばかりなので、皆さんぜひチャレンジしてみて下さい。
ご参加いただきました皆さま、誠にありがとうございました!
豆腐マイスター認定講座は、今後も当教室で開催予定です。
今現在、全国で2,800名超えの豆腐マイスターが誕生しています。
日本が誇る伝統食、お豆腐文化を守り広めるための「豆腐マイスター認定講座」、ぜひご参加下さい