安心・安全な国産の米粉レシピ | フランス家庭料理教室un petit peu(アン・プチ・プ)

フランス家庭料理教室un petit peu(アン・プチ・プ)

AISO認定オリーブオイルソムリエによる、オリーブオイルと旬野菜たっぷりのヘルシーな南仏料理教室

11月の料理教室はすべてのメニューに米粉を用いました。

今回使用したのは、新潟製粉株式会社「パウダーライス」
新潟産コシヒカリ(うるち米)から作られた米粉です。





本音を言えば、お米をわざわざ粉末にしなくても、シンプルに美味しく炊いたご飯を食べるのがベストかなと思います。

でも、パスタやラーメンなどの麺類やパンは、いまや日本の食卓に欠かせないものになっています。

そこで、小麦粉の代わりになる米粉を活用し、少しでも米の消費量アップのお手伝いが出来たらと思い、米粉を使ったタイアップレッスンに参加させていただきました。



じつは、日本の食糧自給率は先進国のなかで最低なのだとか。

自給率の高い主食の米は年々消費量が減り、とうとう数年前には一世帯あたりの米の購入額が、パンに抜かされてしまいました。

パンの原料である小麦は9割近くが輸入品なので、今後さらに日本の食糧自給率は下がる一方です。

我が家ではこのニュースを聞き、これまで朝食で食べていたシリアルやパンをご飯に代えました。

そして毎日食べるなら体に良いものを...ということで、無農薬の発芽玄米食に落ち着きました。



お米を主食にすることで、昔ながらの伝統製法で作られた味噌や醤油などの発酵調味料も毎日欠かせなくなり、体調も整いました。



さて、11月の米粉メニューは以下の3品です。

前菜は「ゴボウのポタージュ、スペキュロス風味」


米粉で濃厚なとろみをつけた、スペキュロス(スパイスクッキー)の風味がアクセントの絶品ポタージュ。

生クリームやバター未使用、化学調味料入りのスープの素なども一切使わずに、日本の伝統調味料を隠し味に用いたヘルシーレシピです。




メインは「 米粉とおからのニョッキ、牛肉と栗のラグーソース」

じゃが芋を使わずにスピーディに作る、米粉とおから入りのモチモチ食感のヘルシーニョッキ。

ひとつの鍋で短時間で完成する、赤ワイン風味のラグーソースのとろみ付けにも米粉を使います。



デザートは「 柿と米粉のブラン・マンジェ」

生クリームの代わりに米粉を使い、濃厚でなめらかなとろみをつけた低カロリーのブラン・マンジェ。
甘い柿のピュレをたっぷりかけていただきます。



安心・安全な国産の米粉、ぜひご活用くださいしっぽフリフリ