高３息子が１年の時から駅伝部に所属して、コツコツと鍛錬してきた長距離走。
４月に行われた茨城県南大会で予選を通過！
５月の県総体で走れるということで、それは父さんも休み取って行くでしょう～。
息子が走るのが１４時。
会場は笠松運動公園。
ときたら、那珂湊でお寿司しかないよね！
食いしん坊ふたり旅。高速で那珂ICへ。
イカ釣り漁船が仕事を終えて静かに停泊。
つい食べるのに夢中で証拠写真は看板のみ。
No.１はカツオのにぎり！
赤身特有のくさみが無くておいしかったよ～。
娘おすすめの殻つきの生ガキ。
少し前に遊びに来たみたいで美味しかったんだって。
それは食べるしかないわ。
目の前で殻から外して、はーいと手渡された。
比較する物がなくてわかりづらいけど、殻で私の手のひらが隠れる大きさ。
ちょっと待ってよ、と思いつつテーブルに置いたところ。
ポン酢が用意されてたけど、私はそのまま海水の塩味で頂きました。
ぷくっとした方からガブリと食べていたら、後ろを通ったおじ様の団体に「美味しいか？」と聞かれたから「これは食べた方がいいよ！」と宣伝しといたよ。
食べ物の話、熱く語りすぎ。
メインは息子の走りだったね。
那珂湊から３０分ほど車で移動して、差し入れの氷をゲットして、笠松運動公園へ。
どーーん、暑い。
２年間、大きな大会は中止か無観客。そのまま迎えた３年生。
私たちはこの場に居られることだけで感動したよ。
急な部活停止や大会中止にもめげず、誰のせいにもしないで乗り越えてきた息子を誇りに思うのです。
毎朝５時に起きて朝練に行き、お腹ペコペコで夜の８時に帰ってきて玄関に倒れ込む姿を思い出しながら、出番を待っている間に涙が出ちゃう。
種目は『３０００メートル障害』という競技です。
４００メートルのトラックを約８周するので、それだけでもキツいのですが、
その間に腰ほどもある高さの障害物が４ヶ所置いてある上に、
なんと、１ヶ所には着地地点に水が張ってあるという・・・
ランナーの心をずたずたにする仕掛けが満載の競技なのです。
関東大会には進めなかったけど、本人なぜか嬉しそう。
「自己ベストを３０秒縮められた」「自分の走りが変わってきたから、これからどう進化するのか楽しみ」と、後で夫に話してくれたそうです。
受験勉強とか進路とか、母としては（おい、スケジュールいっぱいいっぱいだな）と焦る部分はあるけれど。
たぶん今、走るの辞めることは逆効果だし、とりあえず今まで通り食べさせることに徹します。
クールダウンのランニングが終わって、わざわざ私たちの所へやって来て「今日はありがとうございました」と言えた息子は、そのままで花マルだ。
ふたりで胸を熱くして岐路についたのでした。
父、母、姉、みんなで見守ってるよ。
