こんにちは、宇野ひかるです。
きょうは、私のところに寄せられた「お悩み相談」と、色彩心理診断による回答をご紹介しましょう。
Q. 買い物依存症になりそうで怖い
私は2年前に会社を辞めてフリーになりました。当初は仕事がなくて、極貧だったのですが、最近ようやくある程度の収入を得るようになりました。ところが、 どうやら買い物依存症になってしまったみたいなんです。
彼とけんかしたり、イライラすることがあるとすぐ買い物に走ってしまいますし、仕事が上がったと いっては買い物します。
もう、なにか買わずには家に帰れないんです。まだ、なんとか支払える金額ではあるのですが、どんどん増えていく支出に、最近怖く なってきました。どうしたらいいのでしょう。(まなみ・32歳・フリーライター)
A. 病的でない限り、無理に欲求を抑える必要はありません
まなみさんは、自分が買い物依存症になってしまったのではないかと心配されているようですが、人には多かれ少なかれ依存症の傾向があるものです。
例えば、 親にすがる、占いにすがる、新興宗教や健康食品を盲信するのも、依存症のひとつのタイプなのです。
物であったり、方針であったり、人によってすがるものは 違いますが、誰でもが何かしら、そういった「心の支え」といったものを持っているのです。特に弊害が出ない限り、それらを信じることで支えられたり、スト レスが解消されたりするなら、特に問題はありません。
ただし、のめり込み方がひどくなると、そこに問題がでてきます。病的依存症の人は、自分が依存症だとは気付かないものです。その点、あなたの場合は自覚しているだけ、正常範囲だと思って大丈夫しょう。
もしまなみさんが、自分は病的な買い物依存症ではないかと心配なら、お友達に判断してもらうのも、ひとつの方法です。第三者の目から見て、もしあなたが病的に買い物し過ぎているように見えるなら、考えなくてはいけません。
過剰な買い物欲、食欲、性欲などは、ストレスや精神的飢餓感から生まれます。まず、これらのストレスを解消するものを見つけることです。例えば、友達や親 などに愚痴をこぼすことで、簡単に解消されることもあります。あなたの場合は、本当は彼に理解してもらうのが、いちばんよいことなのでしょう。
もし、依存症がひどくなるようでしたら、お友達や家族に相談し、客観的に判断してもらいましょう。
人に注意してもらうだけでも、自然にその傾向にブレーキがかかります。また、専門のセラピーやカウンセリングを受けてみるのもひとつの手です。最近はそう いう相談を受け入れてくれるところも増えてきているので、気軽に相談してみるのもいいかもしれません。
ただ現代において、社会人として生活している以上、誰にでもストレスは必ずあります。あなただけではありません。上手にストレス解消できるものを探してみてください。
【サプリメントカラーのアドバイス】
購買欲を無理に抑えようとせず、上手につき合うようにし向けましょう。
それには「黄色」「オレンジ」「茶」など「積極的な欲求」を表す色を身につけるとよいでしょう。
中でも、精神的な面から自己主張し、最も欲求を発散させる色は、「オレンジ」です。
青や緑、黒など、自己抑制を促す色は、ストレスを増幅させてしまいます。