こんにちは、和花みほです。
みなさんは小さい頃何色をよく使い絵を描いていましたか?
または、何色がお好きでしたか?
私は、小学生の頃は水色。
中学から高校の頃は、ピンク。
大人になり、色々と洋服は彩り豊かに、一色のみではなく、好きな色が多くなりました。
ある時、3才の男児がお絵描きの時間にそれまで描いた絵をまるで壊すように、ぐちゃぐちゃな線を描きなぐっていました。
ふだんは元気いっぱい、くったくのない性格である彼がどうしてそのような絵を描いたのか、心に引っかかりました。
少し風邪気味のようだから、集中力がもたなかったのかな。
色々考えてもいまいち腑に落ちませんでした。
それから、数日後、たまたまご両親を見かける機会があり、はっとしました。
お母さまは、妊娠中で大きいお腹。
彼なりに、今まで通りの環境でなくなることを感じ、抑圧された自分の気持ちや、成長しなくてはならない気持ち、そんな不満や不安を解消方法も分からず、ひねくれた態度で表していたのではないか。
絵には彼の素直な気持ちが出ていたように思い、お絵描きに隠された彼の思いを少し感じ取れたように思ったのです。
またよく考えると、元気いっぱいでありながら、ふとしたときに繊細な表情をすることがあったことを思い返しました。
このように一枚の絵から、様々な情報をつかむことができました。
それからは私なりに意識をし、彼の行動を単純にいたずらと決めつけず、裏にある思いを感じとれたらと考えるようになりました。
特に、幼児は言葉を覚えはじめの時期。思いをうまく表現できず、本人のもどかしい思いが、行動や絵に出やすくなります。
私は、大人になった今でさえ自己表現が苦手で、塗り絵でストレス解消することがあります。
どうしてその色を選んだのかをお互い話し合いながら、お子さまとお絵描きや塗り絵を楽しむのも、記憶に残りやすく、いい思い出になるかもしれませんね。
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