薬がカラフルな理由とは? | UNOSANO.NET 彩リノススメ

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こんにちは、宇野なつきです。

季節の変わり目ということで、体調を崩しやすい時期となりました。
市販の風邪薬や病院の処方薬には、シンプルな白いものから赤や青の鮮やかな色のカプセルまで、さまざまなものがあります。
なぜ、そのようなカラフルな薬がつくられているのでしょうか。


飲み薬に色が着けられる理由の一番大きなものとしては、患者さんの印象に残り、飲み忘れることがないようにするためということが挙げられます。
処方された薬をすべて忘れずに飲み終える患者さんは意外と少ないため、服用忘れを防ぐために、鮮やかな色で記憶に残すというのは効果的な方法なのだそうです。

また、インドで行われたとある調査によると、一部の人は薬に付けられた色によってその味を想像し、感じているという結果が出ているそうです。
黄色い薬からは塩味、ピンク色の薬からは甘味を、青色や白色は苦さを連想させるというデータが出ているといいます。
こういった試験結果に基づいて、薬の色を調整してみるというのも面白い試みかもしれません。

調剤薬局で処方を行う時や、患者さん自身が複数の薬を飲む際に、薬の取り違いを防ぐためという目的もあるそうです。
複数の症状が出ている場合や、高齢の患者さんなどは多くの種類の薬を一度に服用する必要があるため、薬のひとつひとつが見るだけで区別できるようにする必要があるということです。

普段何気なく飲んでいた薬には、病気の人ができるだけ早く健康を取り戻すための、小さくも効果的な工夫が施されているのですね。



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