こんにちは、宇野なつきです。
ここのところ海外の連続ドラマを見ることが多いのですが、演じている俳優の瞳の色がとても美しく、話の筋を忘れて見入ってしまいそうになる時があります。
人間は、紫外線を吸収するための「メラニン色素」を皮膚や目の中にそれぞれ持っています。
この色素が目の中に存在する量によって、瞳の色が変化してくるそうです。
メラニン色素の量が多いと、肌や瞳の色が濃く、暗く、黒色の様に見えます。
反対に量が少ないと、肌は白く、そして瞳の色は淡く見えるようになります。
前者の場合、瞳は黒やブラウンになり、後者の場合はブルーやグリーンとなります。
白色人種に淡い色の瞳を持つ人が多いのは、このためだったのですね。
それらの例外として、アルビノ(先天的にメラニン色素が欠乏する遺伝子疾患、先天性白皮症)が挙げられます。
アルビノの人々は、体内にメラニン色素をほぼ持っていないため、髪や皮膚はほとんど真っ白であることが多いといいます。
そして、瞳にもほとんど色がつかないため、眼底部分の血管の色が透けて、赤い瞳を持っているように見えるそうです。
以前、友人が外国で洋服を買う際に、店員さんから「あなたは瞳がブラウンだから、この色が合うかもしれない」という勧め方をされ、とても新鮮に感じたという話を聞いたことがあります。
瞳の色も自分の個性ととらえることで、新しい楽しみ方が増えそうな気がしますね。
佐野みずき公式サイト http://www.rays.cx
佐野みずき著書『“サプリメントカラー”で意識を変える・癒しと気づきのカラーセラピー』
> https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-08-EK-0009502
佐野みずき著書『色の好みで相性がわかる?テーマカラー相性診断』
> https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-08-EK-0020278