恐竜の皮膚は何色？

こんにちは、宇野なつきです。
とうとう8月が終わってしまいますね……

個人的なことですが、この夏は例年に比べて映画を多く見に行ったように思います。
過去のヒット作の続編も多く公開され、話題を集めていましたね。
今日はその中のひとつである『ジュラシックワールド』に関連して、恐竜についてお話ししたいと思います。

『ジュラシックワールド』をはじめとした恐竜をモチーフにした作品を見るたびに、気になっていたことがあります。
それは「恐竜の皮膚の色」についてでした。
恐竜のように現在は絶滅してしまった生き物の姿は、図鑑に載っているイメージイラストや映像作品など、様々な媒体で見かけられます。
ですが、同じ種類の恐竜を表したものでも、その皮膚の色は決して同一ではありません。
それはなぜなのか、理由を知りたいと思っていました。

これまでに発掘されている恐竜の化石の多くは、骨の組織だけが残ったものなのだそうです。

皮膚の様子がわかる化石も発見されているのですが、数が少ないこともあり、正確な色までは判明していないため、恐竜の姿は想像によって描かれているといいます。
もちろん完全に自由に色づけしていることはあまりなく、化石の発掘された場所や状態から、その生物が生前はどんな環境でどのように生活していたのかを予測し、それと似た生態を持っている現存の動物をモチーフにして彩色していくそうです。

また、2014年初めに、恐竜の化石からメラニン色素の痕跡を示す組織が発見されました。

これにより、数種類の恐竜の表皮についてはある程度色を推測することが可能になったといいます。

最近ではティラノサウルスの化石に羽毛が生えていた痕跡が残っているという報告もあり、これまで知られることのなかった事実が次々と明らかになっているようです。

今後の調査と研究の進み具合によっては、もしかしたら生きた恐竜を生みだすことも夢物語ではなくなるかもしれませんね。



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