午後2時開演のオーボエとギターのコンサートに出かけた。
オーボエは吉井瑞穂さん
ギターは鈴木大介さん
演者はたった二人。芸文の小ホールでPAなしの生音。
生のギターが聞きたいということもあったが、何よりもプログラムに「ダッタン人の踊り」を見つけたから。
クラシックに疎い自分がこの曲に思い入れがあるのはベンチャーズのシングル盤「パラダイス・ア・ゴーゴー」のおかげ。
このシングル。1965年の発売。友達の誰かが買ったのを聞かせてもらったのだろう。自分で買えたはずはないので。
両面共にいい曲で、気に入っていた。
その「パラダイス・ア・ゴー・ゴー」がクラシックのカバー曲だと知ったのは何十年後だったんだろう。
驚いたなあ。聴いてみると、確かに同じ曲。
うーん、こんなところから持ってくるのか。
思えば、僕の場合いろんな曲を、ベンチャーズを通して知ったような気がする。
パラダイス・ア・ゴー・ゴーはもちろん
蜜の味
キャラバン
カミンホーム・ベイビー
朝日のあたる家
ラップ・シティ
木の葉の子守唄
霧の8マイル
ラ・バンバ
と、こんなにもある。
初めて聴いたのがベンチャーズバージョンだった曲だ。
クラシックのコンサートに出かけて、ベンチャーズのことを思い出してしまうなんて。
オーボエコンサート、もちろんすごく良かった。