2022.2
日本一を使命付けられたハーレーダビッドソンのフロントフォークに彫金
今回は有名ショップ様からのオーダーでしたがオーナー様からも直接電話が入り、かなりの意気込みが伝わりました
複数パーツオーダー
先ずはアフターパーツのフロントフォークアウターチューブと、フォークブーツのエングレービングの紹介から
彫金内容と見積もりが決定したら何はともあれクロムメッキ剥離
たまに「メッキ剥離しないとエングレービング出来ないんですか？」との問合せが有ります。
メッキ剥離しなくとも確かにエングレービングは出来ます、ただデメリットがそれに付きまといます。
メッキ剥離、下処理、再メッキにかかる料金と時間は節約出来る変わりに何と言っても表面の硬いクロムのせいでエングレービングが理想的に進まない、クロムメッキを彫金した部分は素材が剥き出しになり質感が変わる、金属むき出しで酸化しやすく素材によってはサビが出る等のデメリットが出ます
理想的なのはしっかりメッキ剥離をして彫金、カスタムスタイルに合わせたポリッシュ仕上げや再メッキ仕上げで完成
対象物が平面では無いから柄の配置に気を使います
柄を彫金したらその廻りをドットで落としこみ立体感を向上させる
彫りあがり
この状態でも結構立体感があり雰囲気出てますね
バリ取り、磨きいれて再メッキ前の作業を完了させます
なかなかの極太アウターチューブですのでかなり迫力有ります
再メッキ前の状態を動画で確認下さい
これらを再クロームメッキすると～
イイ感じに仕上がりました
クロムメッキすると輝く代わりに陰影が出にくくなりますが、確り陰影を出すデザインとカットでご覧の通り
実際に手に取るとその大きさ、迫力が伝わるかと思います
先日紹介のプライマリーカバーもですが、こちらのフロントフォークはバイクの先端で目立ちます
だからこそ凄くカスタム効果が得られる部分です
その反面ここが悪いと全体的にイメージがダウンするから気を使います
アウターチューブ先端の部分だけでも結構な大きさ
最初届いた時はこれマフラーエンドかと思ってました
フロントフォークブーツだったんですね
2021年末、日本一を目指してカスタム依頼が来たハーレーのパーツ群でしたが結果、各地で賞を総なめする車輌になったみたいです
そんな車輌に携われたことが光栄に思います、オーダー有難うございました
ブログは年単位で以前納品分を紹介しております、比較的新しい物はインスタグラムの方で紹介しておりますので是非ご覧下さい
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Unodes.代表 宇野
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