2021.12
ハーレーダビッドソンのエングレービングと言えばココ
面積的、視覚的にカスタム効果絶大なプライマリーカバー
国内の超有名ショップ様より2021年にご依頼いただきました、有難うございます
ある程度の内容、予算が決まりましたらメッキ剥離へ
あんなに綺麗だったクロームメッキも剥離されればこの通り、見るも無残な艶消し灰色です
地道に彫金を進めます
エングレービングってこのくぼんだ所が大変なんです
タガネを理想的な角度に入れれない、そこをなんとか彫り込みます
このプライマリーカバー彫金ってカスタム例が多い事も有り世界的にエングレービングレベルの判断基準になります
完成時インスタグラムのダイレクトメールで「くぼんだ所はどうやって彫ったんだ?」って海外から問合せが来たな~
車もモーターサイクルのエングレービングでもそうですが、柄の大きさって結構重要でして細かく入れたら技術的、時間的に大変で凄くなりますけど”近くで観ないと分からない”ってなり、かと言って大まかに入れすぎたら手抜き感、間抜け感が出てしまうんですね
適当に柄を彫っているように見えても、結構その配置を重視してデザイン、エングレービングを進めています
だから柄の始点”リーフスクロールの始めから終わりが違和感無く”出来上がっていると思います
今回のカスタムは派手さを求めたバガースタイルですので仕上がりは”輝き重視”そのためのデザイン、鏡面ディープカットをしています
凄く深く彫っている様に見えるでしょこれが意外と浅いんです実物をご覧頂いた方なら分かりますが、見た目では凄く立体でも彫りは浅めこれら機械的な構造物ですから強度は落とせません
柄を彫り終わったらその廻りをドットにて彫り下げて柄に立体感をプラス
再メッキ工程前に磨きを入れます
再メッキが終われば~
凄い存在感になります
綺麗に出来上がりました
クロムメッキをすれば輝きが得られますだけど意外とエングレービングに対してはマイナスでして、それはクロムメッキをすれば銅、ニッケル、クロムなど積み重ねられてせっかく彫った部分を埋めてしまいます
参考画像:途中工程の銅メッキ
その埋まり具合を見越した彫金やデザインが重要です
画像と文章だけだとサクッと彫ってますが、色々考えながら手間と時間かけて彫ってるんですよ~
この度はご依頼有難うございました
ブログは年単位で以前納品分を紹介しております、比較的新しい物はインスタグラムの方で紹介しておりますので是非ご覧下さい
instagram:https://www.instagram.com/unodes1/
日本全国、随時、樹脂製品、金属製品エングレービング承っておりますお気軽にお問合せ下さい
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Unodes.代表 宇野
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