前か、その前のブログで

『「国語」は論理的思考の教科だ』とか書きましたが

それはおもに文脈による意味の特定を指します

言葉や文章って、同じものでも単体だけでは意味の特定ができません

解釈によってはまったく逆の意味にだってなり得たりする

言葉には数十個もの意味を持ってるものさえある

でも、前後の文章で、その言葉や文章はひとつに意味が特定されるんです



たとえば、「批判されているうちが華」みたいな言葉ってよく言われます

これも、普段から嫉妬されてる人が訳のわからない批判をされている分には

もちろん「華」なのですが

他人に迷惑をかけてたり、相手を不愉快にするなどによるまっとうな批判には

まったく当てはまりません

何によって批判されているか、言葉の前後をうまく読みとらないとエライことになります

特に客商売をしてる人、一般大衆に評価される仕事をしてる人はなおさら

まっとうな批判が多数寄せられているのに

「批判されているうちが華!」って言い出して、あまり気にしていなかったら

ちょっとおかしいですよね



こちらに欠点がある場合は対処を間違えてしまうと大変です

たとえやりすごしたとしても

批判する側の(まっとうな)鬱憤は積み重なっていき

なんか変な、些細なことがきっかけでいきなり全体の信頼が大崩壊を起こしかねません

鬱憤をスルーしてきているので、本人は崩壊を起こした理由に気づかないかもしれません



批判慣れすると、良質な批判までスルーしてしまいがちだと思うので

これは気をつけたいところです

批判されること自体は気持ちのいいことではないけど

それを「華」だと言って自分をごまかすのは避けた方がいいと思います







なんか、学歴批判みたいなこと書いちゃってるので

学歴のいいとこも書いとこう

学校で勉強するのは「学問」なんですが

それらを身につけるのに必要だと思うことをとりあえずざっと列挙



・ 基礎の鍛錬

   ここができずに応用問題を解きまくったところで伸びは知れてます

  デキる人は基礎の大切さをだれよりも理解している

  教科書の内容を知り尽くしている人は案外(かなり)少ないと思います




・ 目標、向上心

   まだ学歴社会なので、いい大学を出た方が就職(もちろん会社による)などに

  有利だということらしい

  ということは誰でも知っているので、いいとこに行くにこしたことはない

  それに対してしっかりと目標を立て、努力する



・ 競争に勝ち抜く

   競技人口は数十万人(大学入試の場合)、もちろん有名大学は狭き門

  だれもががんばってるので、まわりより1点でも多くとるための競争心が必要となる



・ 時間の使い方、集中力、能率

   ある程度なら時間を使えば伸びるけど
   
  それ以上となると、同じ時間でどれだけ能率よく頭にたたきこめるかが勝負

  勉強時間が長ければいいというものではなく、むしろ短期集中が必要、もちろん睡眠もしっかり

  うまい人は、人よりも多く遊んでたりして心身の向上を図ってるよね



・ 自分と向かい合う

   どんなに必勝本を熟読して内容を身につけたところで気休めにしかならない
  
  自分の長所と短所を見抜いて、どうやれば成績が伸びるのか考えることが必要



・ 論理的思考

   実は理系科目に代表されると思いきや、国語で高得点をとるために必要な力

  


これらが本来、より高い学力を身につけるために必要なことだと思います

ただ、日本の教科書を見てみると



国語はなんのために勉強してるかわからないし(文章の解説のような授業ばっかりなので)

歴史(社会)は用語の羅列で暗記ばかり、歴史(社会)を勉強する意義を感じられず

英語は誰もがご存じのようにいくら勉強してもまったく使えない内容ばかり

数学とか理科はまだマシかな・・・





結構、どの教科も小手先のテクニックでなんとかなってしまいます

「受験テクニック」ってやつです

これを使ってしまうと、上記の項目は大して使わずに済みます

先日、孫さんが言ってたように

ただでさえ「暗記7:思考3」で、思考で解決しないといけない問題を暗記で済ます

ということに慣れているので

下手すると「この部分は丸暗記!」で強引に済ませるケースも少なくない

英語の『イディオム』なんてひどいもんだし

数学の解答法をなんでもかんでも暗記するとか狂気の沙汰だ



上記の項目は思いつくやつをとりあえず書いたので一例にすぎないかもしれないけど

これらに関してはどれも外すことのできないもの、

というか、真剣に学問をしていれば身に着くものと思うのですが、

やり方がずれていて部分的にしか身についてない人が日本の「エリート」には多い

と思ったんです

あと、日本の大学は卒業が簡単なので、いくら研究室やゼミでほんとの学問に触れたところで

学卒程度ならこういう力がついてなくてもだませちゃうところもある



もちろん全部できているすばらしい人も少なからずいると思うし

こういう力を勉強ではなく他に使っている人も多くいるでしょうね



こういう力を身につけて実社会でも存分に使っていけるのならすばらしいですが

いくつかぼっこり抜けていたりすると

んー、って感じですね




ちゃんちゃん




P.S.

ブログなので近況みたいなことを書いておくと

いろいろと順調でございまする







今日の昼は暇だったので、Ustを見てました

Ustで何やってたかと言うと、テレビ東京系「カンブリア宮殿」収録の生放送

ゲストはソフトバンクの孫さん

地上波の放送が月曜なので、最後の数十分くらいは「O.A.をお楽しみに!」となりましたが

カットされるかもしれないいろんなトークが聞けておもしろかった

ついでに、前説とか、VTR中の村上龍と小池栄子の打ち合わせ風景とかも(笑)



孫さん関連の話を聞くと

いつもその行動力、発想力に脱帽しきりなのですが

まー今回も例にもれず、すごかった



昔行ったソフトバンクの新卒説明会や、数ヶ月前にUstでも放送された「孫正義Live 2010」とも

かぶる内容はもちろんあったのですが、それをのぞいてインパクトがあったのは(個人的に)



・教育のあるべき姿


   今の日本の教育は 暗記7:思考3 である
   
   しかし、アメリカでは逆であり、思考7:暗記3 である

   適切なのは後者である、というもの


   過去の記事で、僕は「日本のエリートは能がない」と何回か書きましたが

   これは、1年もしたら解けなくなってしまう程度の大学入試の回答力や

   受かった後が重要なはずの司法試験や国家公務員試験などの合格が

   「エリート」として大きく影響することへの不満でした

   でも、暗記ではなく思考力で勝ちぬいてくれてたら、

   たしかにエリートと呼ぶ価値はあるかもしれません

   思考力のない人たちのエリート気どりは見てて恥ずかしいです


   

・バブルや世界恐慌などの株価暴落について


   これは、ほほー、なるほど、と思っただけなので

   番組をごらんあれw

   たぶんカットされないかと

   ただ思ったのは、やっぱりお金の優先度が高いといいことないな、と

   あと、ちょっと蛇足だけど「お金を稼ぎたい!」と思っているうちは

   お金は稼げず定着せずってのは僕でもわかります




・球団買収の裏側


   ホリエモンがVTRのインタビューで登場したようで

   (VTRは見れずに、スタジオの様子が映されてました)

   孫さんがホークスを買収する際に、オーナーであるはずのダイエーには行かずに別のところに行った

   そちらが本当のドアだった、というもの


   いろんなニュースだのネット上での噂だのを見ていて、

   「先入観」が人間の怖い一面だと思っていました

   ものの構造を徹底的に調べ上げ、客観的に分析する

   ちょっと我田引水になりますが、過去記事に書いた「正しいものに人が集まるとは限らない」

   ということを理解できていれば、よりわかりやすいかも

   常識というものは、客観的に考えた結果そうなることが多いだけのことであって

   そうなるとは限らないのです

   だから、常識に従うなどおかしな話だと思います




・いつ仕掛けるか


   勝てる自信が7割のときに仕掛ける、

   9割になる頃には他の所が参入したりして後手後手に回ってしまう、というもの


   7割とは言わず、8、9割のほうがいいに決まってますが

   なかにはギャンブル的に仕掛けてくる人がいてもおかしくない

   だから、孫さんの中では「7」ということなのでしょう

   ただ、この「7」をいかに早い時期にもってくるかも問題だろうし

   この数字の持っていき方はケースバイケースってこともあるだろうけど

   やはりだれよりも先に物事を仕掛けるには、前人未到の領域に足を踏み出さなければいけない

   てことだろうと思う

   だから8や9ではない、ということだろうと理解している

   思うのは、これも過去記事に何回か書いた某サービスのような「リリース遅すぎ」や

   「アイデアの模倣で満足」です

   こんなのはダメ、ゼッタイ

   仕掛け以前の問題ってことです



・超一流


   これは村上龍の発言から

   孫さんが学生時代に立ち上げた「世界初の音声付電子辞書」プロジェクトについて

   学生だった孫さんが大学の教授などを雇ったことなど

   この話自体は、いままで聞いたことがあることでしたが

   なぜ、学生だった孫さんにこんなことが可能だったのか

   もちろん、孫さんが優秀だったというのはありますが

   重要だったのが、雇われた教授たちが世界的に有名な超一流の人たちだったこと

   相手が超一流だからこそ引き受けてくれた

   もし、超一流ではなく一流や二流だったら、けむたがられて終わりだったかもしれない

   というのです


   ややこしいことに、一流、二流、三流、、、と下っていくごとに

   逆に「人を見下したい」だったり「自分のすごさを主張したい」という

   傾向があるように思いますが(そんなことを気にしないすばらしい人も少なからずいるけど)

   超一流とは、そういうことから一線を画した存在なのでしょう

   知識の深さ、器の大きさを持ち合わせているから、主観を除いた適正な判断ができる

   人から主観を排することの困難さも感じてしまいます

   





てな感じで、個人的にインパクトのあった一部分を書いてもこんなに長くなってしまった(まだたくさんあるのに;;)

宣伝するわけじゃないですが、ほかにもかなりいい話が見れるので

あとは月曜日のオンエアをご覧くださいな



あした選挙なんだけど

これについてはもう書くのやめた

僕はちゃんと行くからね

ワールドカップの決勝も明日か


うひょー