音楽と肉の祭典
2024.7.20 御殿場RINCOLO
御殿場RINCOLO
RYOJI ROCK
THE LED SNAIL
EASY DIVERS
昨年はこんな感じでございました。
昨年は10月の開催で涼しいのはよかったものの日が暮れるのが早く、暗い中でのバーベキューになり、バーベキュー担当・ビビさん(ダイビングレコード社長)、大苦戦。
大介さんの開会宣言からスタート(バスガイドマイクは、RYOJI ROCKさんのマイクです)。
「肉、食べたいかーー!」
って、そっちかーい(笑)
一応、メインはライブなんですよ? そのはずなんですよ??(笑)
今回の出演はRYOJI ROCK、THE LED SNAIL、EASY DIVERSという三者三様のロック!な3組。どの組も踊らずにいられない、強いサウンドでした。客席も熱かった。バーベキューの前にびっしゃびしゃに汗をかいてしまいました(笑)
これはもうここでしか生まれない空気だったと思います。ほかでこの3組でやったとしても、違ったものになる。
リンコロというハコのギュッと濃縮された感じ、昼でも夜みたいな強い非日常性と音に没頭しやすいPAと、客席にいたほとんどが「シャナナ学園(大介さんのファンコミュニティ)の生徒」という強い共有とがそういう空気を生んだのかな、と感じました。
そして、RINCOLOはほんと音がいい…。
この日はオーナーのタカさんがPAも(おそらく照明も)してくれていて、特に照明がね、わーっと音のテンションが高まると色数増えたりぐるぐるしたり、スモークも音の高まりとともにバンバン増えたりしてて、それもまたこちらの気持ちに連動してる感じで楽しかった。タカさんの気持ちも乗っかっていた気がする。
昨年はタカさん、倒れた直後でお逢いできなかったから、ニカッと笑顔のタカさんに逢えたの嬉しかったです。
楽しくて楽しくて、ずっと踊ってました。
最高のライブのあとに楽しいバーベキューと花火大会。
まさに「音楽と肉の祭典」。
この日は楽しい!しか言いたくなかったから、ほんとに嬉しい1日でした。
◆
RYOJIROCK
今回はバンドふたつにアコギで対抗。
まっすぐなロックンロール。
THE LED SNAIL
Wild Cat Blues
先日のLiTは臨時でロゼさんとマロンさんふたりでのミニセットだったので、フルバンドは初。シェリーさんと3人、同じ高校の先輩後輩だそうで、それでずっとやってるってなんかすごく素敵。
DUCCIさんは、大介さんとマロンさんのつながりを作ってくれたドラマーとのことでしたが、この日は昔の大介さんとのツアーTシャツを着てらして、それをまた「ダサい!」とかいじる大介さん…ほんと悪い先輩です(笑)
んで、バンドですが!
CDを前回買って、マロンさんの声がすんごい好みで好みすぎてやばい…と思ってたんですが、バンドの生の演奏はもっとヤバかったー!
これは大介さんの音とも通じるんですが、荒れないんですよね、品がある。クール。シェリーさんのベースはしなやかで、マロンさんはボーカルの丸さのある声に比してギターには素晴らしく艶があり、ロゼさんの鍵盤がEASY DIVERSのときよりもアグレッシブでした。ご機嫌そのものでした。一番うしろで見てましたけど、DUCCIさんのドラムがバシバシ響いて気持ちよかったです。ふとましいドラムでした。
EASY DIVERS
EASY DIVER
HEART BEAT
メロンソーダ
GO GO サマー
ライブの帰り道
ストーリー
シャナナ
YES
※EASY DIVERSは撮影禁止なので(特にその場でのアナウンスはなかったんですがいつもどおりということで)、最後に撮らせてもらったステージでの記念写真のみです。
ラスト、EASY DIVERS。
ロゼさんとマロンさんは掛け持ちおつかれさまでしたッ。
客席のほとんどが学園の生徒でしたから、めちゃくちゃノリがよい。ほぼ熱狂。みんな踊ってたし。
もはや細かい記憶は飛んでいます。必死にかき集めています。
「Easy DIVER」そして間髪入れずの「HEART BEAT」とどっかどかの疾走感で始まったステージ。リンコロはどの音もつぶさに届くんですが、とりわけ低音の響きがいいです。気持ちいい!アガる!!
「HEART BEAT」では、大介さんの謎の振付が披露されたものの、大介さんに対して強心臓な客席だったので、みんなで首をひねり、ダメを出しました(みんなファンなのに冷たい・笑)。
♪与えてくれるミュージック♪のところで頭の上にМマーク(しかも、膝を曲げるから猿がすぎる…)、♪そう、まるで僕らの太陽♪のところで、右拳を左手の掌にポンと打って「そう!」というポーズ、という、なんつーかこう…カッコいくないッ!
HEART BEAT!のとこでハートマーク出すのは忙しいけどやれなくはないので、それで妥協してください、大介さん(笑)
あとで、せっかく考えたのにとブツクサ言う大介さんにビビさんが「私は反対しましたからねっ!」とさらに釘を刺していて、みんなビビさんの味方でした。はい。
大介さん、カッコいいときほどスカすっていうか、なんかふざけたがるきらいがあると思います。照れなんでしょうか。お願いだから、カッコいいに浸らせてください、ここは。
ぶつくさ言いつつも(笑)マロンさんのギターソロの高くて甘い音も、あちょーさんの強いドラムも、気持ちよさそうな大介さんの声も堪能でした。
「メロンソーダ」もよかったなぁ…ベースがノシノシ響いていて、サビに入る前の動きがとても好き。
「GO GO サマー」では、客席のほぼ全員が泳いでるの、壮観でしたね。夏でしたね。
テンションを鎮める「ライブの帰り道」。
弾き語りのときも染みる曲ですが、バンドになるとそこに大きなスケールが加わります。ロゼさんの鍵盤のスモーキーな響きが胸にぐっと来て、マロンさんのギターの柔らかい音にも耳が揺れて、そこに、コスちゃんのベースの太いうねりが響いて泣けてしまうのでした。とてもとてもいい曲だ。
「ストーリー」からはバーベキューに向けて(笑)疾風怒涛。
定番になりつつある、ギター交換タイム。
その前の、エンディングに向かう途中で、マロンさんがちらっと大介さんに今日はやるのかなぁという眼差しを向けていたのが面白かったです。
で、まあ、今回もやりまして。
エンタメとしてはめちゃくちゃ面白いんですが、マロンさんは大変だろうなーと思います。
「ストーリー」では、特にリンコロの音のバランスの良さにしびれてました。全部ちゃんと響いてた。ロゼさんのソロの終わりあたり、裏側で響くコスちゃんのベースがとてもとても素敵だったんですよ…この曲のベースラインめちゃくちゃいいよね。
「シャナナ」にアンコールの「YES」まで圧倒的な厚い音。大介さんのスキャットもバンバン飛び出してて、そういうときは多分、ノッてるときなので、こちらも見ていて大変に気持ちよかったです。
私ごとでいろいろあって、余計なことを吹っ飛ばして音楽のことだけ、楽しい!の気持ちだけになりたかったのですが、まさにそういう時間を与えてもらいました。
最高の3組でした。
リンコロはハコの密閉度が高くて音にとても集中しやすいのも嬉しかった。
EASY DIVERSの次のライブは9月の新横浜LiTでの校長先生のバースデーライブ関東編になります。未経験の方は素晴らしいバンドですので、ぜひぜひ。
◆
おまけ。
終演後はバーベキュー&花火!
ビビさん、そして、J夫妻(同じお客さんなのにー!)がせっせせっせと焼いてくれるありがたさ。去年、お手伝いしたかったんだけど手を出さないほうがスムーズだったので、今年はお片付け以外は食べる人になりましたもぐもぐ。
写真真ん中のご飯、コスちゃんがこっそり作ってたものでびっくり。
暗くなったらライト出てくるし、実はキャンパーなんだそうで、さりげなく助けてくれるのカッコよすぎました。来年、バーベキュー委員長…って言ったら、そのときは演奏しないって断言してたので、それはだめなので残念。
焼きそばぁー。
麺のもちもち加減がばっちりでしたよ。