音楽と肉の祭典 

2024.7.20 御殿場RINCOLO

 

 

 

 

御殿場RINCOLO

 

RYOJI ROCK

THE LED SNAIL

EASY DIVERS

 

 

タイトルだけ聴いたら、「肉!?なに!?」ですよね。ええ、わかります。

実はこれは、ライブを楽しんだあとみんなでバーベキューも楽しもうぜー!!!という、御殿場RINCOLOという、店の前をバーベキュースペースとして使わせてもらえちゃう!素敵なライブハウスならではのイベント企画。
昨年はレーベル「ダイビングレコード」所属のアーティストが集まる「ダイビングレコード祭」でしたが、今年は大介さんの仲間達との企画でタイトルは「音楽と肉の祭典」となった次第(第1回は2022年7月で今回で3年目)。

 

昨年はこんな感じでございました。

 

 

昨年は10月の開催で涼しいのはよかったものの日が暮れるのが早く、暗い中でのバーベキューになり、バーベキュー担当・ビビさん(ダイビングレコード社長)、大苦戦。
やはりバーベキューは夏!明るいうちに始めるのがいい!!ということで、今年は時期も7月に繰り上げ、ライブ始まりが13:30頃、バーベキューが16:30頃の始まりで19時頃に終わる(都内からでも日帰りオッケー!)という完璧なスケジュール!そのあとは花火、というたっぷりプログラムでした。

 
 

まずはライブタイム。

大介さんの開会宣言からスタート(バスガイドマイクは、RYOJI ROCKさんのマイクです)。

 

「肉、食べたいかーー!」

 

って、そっちかーい(笑)

一応、メインはライブなんですよ? そのはずなんですよ??(笑)

 

今回の出演はRYOJI ROCK、THE LED SNAIL、EASY DIVERSという三者三様のロック!な3組。どの組も踊らずにいられない、強いサウンドでした。客席も熱かった。バーベキューの前にびっしゃびしゃに汗をかいてしまいました(笑)


これはもうここでしか生まれない空気だったと思います。ほかでこの3組でやったとしても、違ったものになる。
リンコロというハコのギュッと濃縮された感じ、昼でも夜みたいな強い非日常性と音に没頭しやすいPAと、客席にいたほとんどが「シャナナ学園(大介さんのファンコミュニティ)の生徒」という強い共有とがそういう空気を生んだのかな、と感じました。

 

そして、RINCOLOはほんと音がいい…。

この日はオーナーのタカさんがPAも(おそらく照明も)してくれていて、特に照明がね、わーっと音のテンションが高まると色数増えたりぐるぐるしたり、スモークも音の高まりとともにバンバン増えたりしてて、それもまたこちらの気持ちに連動してる感じで楽しかった。タカさんの気持ちも乗っかっていた気がする。

昨年はタカさん、倒れた直後でお逢いできなかったから、ニカッと笑顔のタカさんに逢えたの嬉しかったです。

 

楽しくて楽しくて、ずっと踊ってました。

最高のライブのあとに楽しいバーベキューと花火大会。

まさに「音楽と肉の祭典」。

この日は楽しい!しか言いたくなかったから、ほんとに嬉しい1日でした。

 ◆

 

RYOJIROCK

 
月明かりとダンス
影踏み
ダンスダンスダンス
月を追いかける
I Love Rock n’ Roll
アイヲサケブケモノ
現在進行形

 

 
やっとフル尺でRYOJIさんのステージを見られましたー! 昨年のEASY DIVERSとの対バンは前の予定が遅れて最後2曲しか聞けなかったのです。やっとです。

 

初めてのリンコロでしかもトップということで、RYOJIさんはもしかしたら最初、緊張もあったのかも…?と思いましたが、客席の強い受け入れる空気ですぐ和らいだ感じも受けました。
  

今回はバンドふたつにアコギで対抗。

といっても、ルーパーを駆使しまくって、またまあ、ギターが素晴らしく上手くて、全くひとりとは思えないサウンドを作っていました。

声の甘さとストレートな想いの籠もった歌詞と、キャッチーなアレンジ。ルーパーを駆使して遊びもいっぱい。
頭から煽られてノリノリの私達!
楽しかった! 

昼間だけど夜の歌、歌っていい?と何度か。確かに夜の歌が多かったんですが、リンコロのあのギュッとした空間には似合ってたと思います。「影踏み」、好きでした。


ルーパー使いまくりの「I Love Rock n’ Roll」では、みんなでダンス!Loveの「L」を指でかたどって踊るの、楽しかった。
アルバムで聴いて大好きになった、ギターが恐ろしいくらいカッコいい「アイヲサケブケモノ」、そして、LiTで聴いてとても素敵だと思っていた、「現在進行形」を最後に聴けてハッピー。

削ぎ落とされたスタイル、洒脱な音。
ぶっきらぼうな言葉と態度、でもとてもシャイなのもそこから伝わってくる。 

まっすぐなロックンロール。


先輩のいじりにも照れながらまじめに応えてました。
にしても、この麦わらの人、野次ったり変な振付けで踊ったり、ほんと悪い先輩です(笑・ちゃんと楽しそうに聴いてましたよ) 。
まじめなんです、ボケとかツッコミとかできないんです、なガチなRYOJIさんが愛おしうございました。
 

 

 

THE LED SNAIL

 
MULLON   Vo. G.
Rose Key.
Shelly Ba.
DUCCI Dr.
 

 
恋の花
愛はレボリューション

Wild Cat Blues

ロコモーション
七色PARADISE     ほか

2番手にTHE LED SNAIL。
先日のLiTは臨時でロゼさんとマロンさんふたりでのミニセットだったので、フルバンドは初。シェリーさんと3人、同じ高校の先輩後輩だそうで、それでずっとやってるってなんかすごく素敵。
DUCCIさんは、大介さんとマロンさんのつながりを作ってくれたドラマーとのことでしたが、この日は昔の大介さんとのツアーTシャツを着てらして、それをまた「ダサい!」とかいじる大介さん…ほんと悪い先輩です(笑)

んで、バンドですが!

めちゃくちゃカッコよかったぁぁあ!

CDを前回買って、マロンさんの声がすんごい好みで好みすぎてやばい…と思ってたんですが、バンドの生の演奏はもっとヤバかったー!

これは大介さんの音とも通じるんですが、荒れないんですよね、品がある。クール。シェリーさんのベースはしなやかで、マロンさんはボーカルの丸さのある声に比してギターには素晴らしく艶があり、ロゼさんの鍵盤がEASY DIVERSのときよりもアグレッシブでした。ご機嫌そのものでした。一番うしろで見てましたけど、DUCCIさんのドラムがバシバシ響いて気持ちよかったです。ふとましいドラムでした。
 

 
 

 
 

 
 

 

 

EASY DIVERS

 
kurosawadaisuke  Vo. AG.
麻生祥一郎  Dr.
ケンタコスゲ Ba.
Rose  Key.
MULLON  EG.
 
 

EASY DIVER

HEART BEAT

メロンソーダ

GO GO サマー

ライブの帰り道

ストーリー

シャナナ

YES

 

※EASY DIVERSは撮影禁止なので(特にその場でのアナウンスはなかったんですがいつもどおりということで)、最後に撮らせてもらったステージでの記念写真のみです。 

 

 

ラスト、EASY DIVERS。
ロゼさんとマロンさんは掛け持ちおつかれさまでしたッ。
客席のほとんどが学園の生徒でしたから、めちゃくちゃノリがよい。ほぼ熱狂。みんな踊ってたし。

もはや細かい記憶は飛んでいます。必死にかき集めています。

「Easy DIVER」そして間髪入れずの「HEART BEAT」とどっかどかの疾走感で始まったステージ。リンコロはどの音もつぶさに届くんですが、とりわけ低音の響きがいいです。気持ちいい!アガる!!


「HEART BEAT」では、大介さんの謎の振付が披露されたものの、大介さんに対して強心臓な客席だったので、みんなで首をひねり、ダメを出しました(みんなファンなのに冷たい・笑)。


♪与えてくれるミュージック♪のところで頭の上にМマーク(しかも、膝を曲げるから猿がすぎる…)、♪そう、まるで僕らの太陽♪のところで、右拳を左手の掌にポンと打って「そう!」というポーズ、という、なんつーかこう…カッコいくないッ! 

HEART BEAT!のとこでハートマーク出すのは忙しいけどやれなくはないので、それで妥協してください、大介さん(笑)

あとで、せっかく考えたのにとブツクサ言う大介さんにビビさんが「私は反対しましたからねっ!」とさらに釘を刺していて、みんなビビさんの味方でした。はい。


大介さん、カッコいいときほどスカすっていうか、なんかふざけたがるきらいがあると思います。照れなんでしょうか。お願いだから、カッコいいに浸らせてください、ここは。


ぶつくさ言いつつも(笑)マロンさんのギターソロの高くて甘い音も、あちょーさんの強いドラムも、気持ちよさそうな大介さんの声も堪能でした。


「メロンソーダ」もよかったなぁ…ベースがノシノシ響いていて、サビに入る前の動きがとても好き。

「GO GO サマー」では、客席のほぼ全員が泳いでるの、壮観でしたね。夏でしたね。 


テンションを鎮める「ライブの帰り道」。

弾き語りのときも染みる曲ですが、バンドになるとそこに大きなスケールが加わります。ロゼさんの鍵盤のスモーキーな響きが胸にぐっと来て、マロンさんのギターの柔らかい音にも耳が揺れて、そこに、コスちゃんのベースの太いうねりが響いて泣けてしまうのでした。とてもとてもいい曲だ。


「ストーリー」からはバーベキューに向けて(笑)疾風怒涛。

定番になりつつある、ギター交換タイム。

その前の、エンディングに向かう途中で、マロンさんがちらっと大介さんに今日はやるのかなぁという眼差しを向けていたのが面白かったです。
で、まあ、今回もやりまして。

エンタメとしてはめちゃくちゃ面白いんですが、マロンさんは大変だろうなーと思います。

「ストーリー」では、特にリンコロの音のバランスの良さにしびれてました。全部ちゃんと響いてた。ロゼさんのソロの終わりあたり、裏側で響くコスちゃんのベースがとてもとても素敵だったんですよ…この曲のベースラインめちゃくちゃいいよね。


「シャナナ」にアンコールの「YES」まで圧倒的な厚い音。大介さんのスキャットもバンバン飛び出してて、そういうときは多分、ノッてるときなので、こちらも見ていて大変に気持ちよかったです。

 

私ごとでいろいろあって、余計なことを吹っ飛ばして音楽のことだけ、楽しい!の気持ちだけになりたかったのですが、まさにそういう時間を与えてもらいました。
最高の3組でした。
リンコロはハコの密閉度が高くて音にとても集中しやすいのも嬉しかった。
 

EASY DIVERSの次のライブは9月の新横浜LiTでの校長先生のバースデーライブ関東編になります。未経験の方は素晴らしいバンドですので、ぜひぜひ。 

 

 

おまけ。

終演後はバーベキュー&花火!

ビビさん、そして、J夫妻(同じお客さんなのにー!)がせっせせっせと焼いてくれるありがたさ。去年、お手伝いしたかったんだけど手を出さないほうがスムーズだったので、今年はお片付け以外は食べる人になりましたもぐもぐ。


写真真ん中のご飯、コスちゃんがこっそり作ってたものでびっくり。

暗くなったらライト出てくるし、実はキャンパーなんだそうで、さりげなく助けてくれるのカッコよすぎました。来年、バーベキュー委員長…って言ったら、そのときは演奏しないって断言してたので、それはだめなので残念。

 

 

焼きそばぁー。

麺のもちもち加減がばっちりでしたよ。

 

 
なんかごにょごにょ言うてるエセ大阪弁は大介さんです(笑)
 
リンコロは御殿場ICのすぐそば。富士山はこのあたりだと線路の向こう側。
夕方近くまで雲がかかってたんですが、バーベキューの途中くらいから雲の隙間から顔を出してくれました。
雷予報もあったんですが、降られずに終わりました。みんなの行いの良さよ!
 
夜には山の端に月。満月ではなかったけど、煌々と美しかった。
 

 
涼しい…とは言わないまでも東京よりはるかに風が気持ちよく、過ごしやすく。
夏は御殿場に住みたい…。水がうまいんだ、また。
 
花火も楽しかったよー。
 

 
ぼっちだしなぁ…って方、安心してください。
大介さんが細々と気にかけてくれますから。ミュージシャンの皆さんもほんと気さくです。
 
 
(えっと…これは、カメラを向けたらふざけてるだけで酔ってません。ノンアルコールビールを浴びるほど飲む!って言って我慢してました・笑)
 
今のところ年1回で、今年は3回目のこのバーベキュー企画。実はリンコロの近くに昨年、ホテルができて、さらに周辺も少しずつ変わってきていて、この企画がいつまでやれるかもわかりません。
イベントがあるうちに逃さず、来てください!

大介さん、ビビさん、今年もおつかれさまでしたー。
何よりも、場を提供してくれたリンコロ、タカさんに最大の感謝を。

リンコロはライブハウスとしても素晴らしいので、私もまた大介さんのライブに限らず、顔を出そうと思ってます。