10、不登校と精神疾患に付いて | 終着駅に降りる

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一人暮らしも慣れたけど、今は、守るべきものが何もない・・・

 

みんなと一緒に行動するが苦手な子供に、

学校での集団生活を強いたら、どの様になるのか・・・?

子供は学校へ行くものと決め付け、

そんな子供の負担を、考慮されることはなかった・・・

一人でいるのが好きな子供は、意外に多くいます。

 

そんな子供たちも、一定の社会性はあるので、

集団へ順応しているように見えます。

でも、生まれ持った資質で、対人関係は苦手

登校を続けていれば、蓄積したストレスで、

登校できなくなります。

 

一人が好きな子供にとって、集団生活は苦行そのもの

時間経過と共に、精神に異常が起きることも・・・

早い時期に、集団から離脱すれば、

症状は軽くて済みますが、

登校を強いていれば、ストレス過多は進み、

後発性の様々な精神疾患を発症します。

 

以前、子供の精神疾患は、少なかったと思います。

でも、時代が下り、患う人が多くなりました。

その原因は、世の中が豊かになり

子育ては、優しさだけを求めるようになり、

強く生きることを、教えて来なかった・・・

リスクが怖くて、世の中を経験させなかった・・・

その結果、以前だったら、問題ない程度のストレスにも、

耐えられない子供になった・・・

 

集団生活や人間関係をストレスと感じるのは、

その人の生まれ持った資質

世の中に、生き辛さを感じていますが、

資質の根が深く、強固だったら、

割り切って受け入れるしかありません。

 

学校の集団生活や人間関係が好きで、

積極的な人もいますが、ほんの一握りです。

集団の中で、楽しそうにしている人たちも、

本当は人間関係に悩み、ストレスを抱えています。

人が分け住む社会って、そんなもの

無理をせずに、自分の殻のままでイイ

(つづく)

 

貴女にとっても、貴方にも

今日が良き日であります様に・・・