9、不登校は、正しい判断 | 終着駅に降りる

終着駅に降りる

一人暮らしも慣れたけど、今は、守るべきものが何もない・・・

 

一人でいるのが好きな子供にとって、

学校の規律や集団生活は、耐え難いストレス

そんな資質の子供に、登校を強要すれば、

「死んだ方がイイ」とまで追い詰めることに・・・

 

「学校へ行かなくてもイイように、死んでしまいたい」

この子供たちの悲痛な叫びは、極論でありません。

でも、周りの大人たちは、全く理解していません。

不登校を我が儘のように、決め付けています。

そして、極限まで追い詰められた子供は、

誰からも理解されることなく、自死を・・・

子供の自死程、悲しいことはないのに・・・

 

子供の自死は、死因不明が多いが、

自死の多くは、登校の強要が原因だと思います。

一方の親は、我が子の自死の原因を、

登校の強要だとは、認めたくないようです。

でも私は、この因果関係を確信しています。

 

最悪の自死にまで至らなくても、

登校の強要は、後発性の様々な精神疾患を発症

その後の人生を狂わせ、生き辛くしています。

子供の自死も、後発性の精神疾患の存在も、

一人でいるのが好きな子供の気持ちを、

社会が理解しないからです。

 

人間は社会性があり、集団生活をしますが、

常時、集団行動をしている動物ではありません。

でも、日本の社会は、横並びの集団行動を求めます。

更に、民主主義のように、自由や人権を主張しても、

子供を一律に、学校の枠の中へ閉じ込めることを、

問題視する人はいません。

その日本の学校は、欧米先進国から大きく遅れ、

未だに軍隊の様式の規律を求めている・・・

 

一人でいるのが好きな子供にとって、

旧態依然とした、学校の枠内に耐えられないのは、

むしろ、正常な精神状態です。

でも、彼らは、この先も生き辛い・・・

(つづく)

 

貴女にとっても、貴方にも

今日が良き日であります様に・・・