カスタマーハラスメント(カスハラ) | 終着駅に降りる

終着駅に降りる

一人暮らしも慣れたけど、今は、守るべきものが何もない・・・

 

東京都が防止条例を制定する、カスハラとは・・・

顧客の著しい迷惑行為(カスハラ)のことであり、

暴言,居座り,不当要求等々で、業務を妨げること

 

和製英語、この種のトラブルは、海外にありません。

顧客は、買う買わない、を伝えるだけなので、

サービスは、店側の一方的な営業姿勢

だから、サービスを巡ってのトラブルが起これば、

全ての原因は顧客にあります。

 

日本にカスハラがはびこる原因は・・・

店側も、顧客を丁重に扱い過ぎて、勘違いを起こさせる

少々のトラブルなら、穏便に済ませようとする

店側の消極的な意識も影響している

気遣いやおもてなしを、美徳や文化のように考えて、

過剰なサービスをする社会になっている

 

更に、へりくだる表現が、顧客の誤解を招くことに・・・

「誠に勝手ながら、何々をさせて頂きます」

「お客様には、申し訳ございませんが・・・」

「何卒、お客様のご理解を賜りますように・・・」

ここまで、へりくだる必要があるのか・・・?

この言葉使いは、下の者が、目上の人へ、お伺いを立てるとき

こんなバカ丁寧、慇懃無礼な対応を喜ぶ人はいないが、

この言葉使いが、世の中に蔓延っている

昔々、満面の笑顔で「お客様は神様です」と媚を売って、

人気を集めた演歌歌手もいた

顧客の勘違いを誘導することにもなる

 

上質のサービスを提供するつもりが、

いつしか、下僕やメイドのような接し方になっている

売り上げを期待しての、へりくだる風潮が歪んでいる

その結果は、店側と顧客の立場を、

上下関係と勘違して、不当な要求をする人も・・・

 

カスハラ防止条例の制定と同時に、

店側も理不尽な顧客には、毅然とした対応をすべきだ

カスハラは店側が強くなれば、起こりえない

そもそも、顧客と店側は対等であるべきなのに、

上下関係が存在するのもオカシイ

 

貴女にとっても、貴方にも

今日が良き日であります様に・・・