過去に起きた、大変なこと・・・ | 終着駅に降りる

終着駅に降りる

一人暮らしも慣れたけど、今は、守るべきものが何もない・・・

 

本当に書きたいことを、二回に分けて書きます。

 

2001年、アルゼンチンは財政破綻をしましたが、

食料自給率200%、エネルギーも自給できるので、

国民生活は平穏に維持できました。

2009年、ギリシャは財政破綻状態に・・・

EU加盟国の一員として、紆余曲折はありましたが、

結局EUが支援をしました。

 

EU加盟国のギリシァは例外

財政破綻しても、外国の支援は一切ありません。

自給できない国の人々が生き残る方法は、唯一つ

近隣諸国へ出稼ぎして、外貨を稼ぐことです。

貧しい国では、当たり前のこと・・・

財政破綻は、人々の生活を破綻させます。

 

以下は、第二次世界大戦後の日本の事例

戦後体制の構築は、GHQの考えで行われました。

新憲法を発布し、民法を全面改訂

日本の社会を、民主国家に作り変えました。

同時に、GHQ指導の下、政府は強権を発動

膨れ上がった国債を解消し、狂乱物価を抑えて、

政府機能を維持しました。

その財政破綻の回避対策は、必見です。

 

戦時中から戦後にかけての十年間

狂乱物価に見舞われて、物価は100倍以上に・・・

更に終戦で、復員兵や引揚者が街に溢れて、

100万人が餓死するとも囁かれました。

 

戦後まもなく、全ての預貯金は封鎖されました。

(一日に引き出せる限度額を設けました)

旧通貨を廃止、新しく作った新『円』と交換します。

同時に、最高税率9割の財産税を制定しました。

新『円』と交換するには、9割の財産税を取られ、

預金者に支払われるのは1割だけです。

こうして、多くの富裕層は没落しましたが、

その結果、政府には莫大な税収が入り、

戦費調達で膨れ上がった国債を一気に解消し、

債務不履行を免れました。

(つづく)

 

貴女にとって、貴方にも

今日が良き日であります様に・・・