⑲【Roma】真実の口、サンタ・マリア・イン・コスメディン教会 | きまぐれWalker2

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2019年より Amebaブログにやってきました
それ以前はYahoo!ブログでやっておりました
気づけば17年、時間だけは長くやってますな

ローマは“永遠の都”といわれます。そのローマ

を最も象徴する映画といえば、『ローマの休日』

でし!! 子供の頃に観たこの映画は、後に私

の一生に影響を与えました。

 

 

その中でも特に印象に残るっているのが 【真実

の口】でしょう。王女(オードリー・ヘプバーン)が

新聞記者(グレゴリー・ペック)に連れられて “嘘

つきは手を切り落とされてしまう”という有名な

都市伝説を試すというシーン。

 

 

この【真実の口】があるのはコロッセオからほど

近い サンタ・マリア・イン・コスメディン教会です。

特にオードリー人気で、いつもこの前には 大行

列が出来ているのですが…この日は、朝イチで

訪れたため、まだ比較的空いてました。

 

 

真実の口は 元々、フォロ・ボアリオ地区の寺院

内にあった 集水器の覆い(マンホールの蓋)だ

ったと考えられています。 刻まれている その顔

は、海神オーケアノスのものだそうです。

 

 

この教会は、6世紀頃食料市場であった場所に

建てられましたそれが 8世紀頃聖像破壊運動

の迫害から逃れてきたギリシャ人修道士たちに

授けられ、今に至ります。

 

 

コスメディンとは化粧を指すコスメと同じく ギリ

シャ語で“装飾”を 意味します。典型的なバシリ

カ建築で鐘楼は ロマネスク様式。床は コズマ

ーティ様式の大理石モザイクで飾られています。

 

 

中央の合唱席と説教台や ビザンチン様式の特

徴を残す内陣との仕切の障壁(イコノスタシス)、

その奥の主祭壇と天蓋や背後の窓ゴシックの

大理石の装飾は華美ではなく好ましい印象を

与えていますね。

 

 

訪れたのは、12月中旬のキリストの誕生日前

ヨーロッパの教会ではこのようにイエス・キリス

トの降誕場面の模型が 作られます。この時期

は中には、まだキリストはいません。12月25日

のクリスマスにキリスト像が置かれます。

 

 

そしてこの教会には髑髏があります。これははてなマーク

一説によると、聖ヴァレンタインの頭蓋骨と、い

われています。2月14日の バレンタインデーは、

この聖人への崇敬が基になっているということ

です。頭には花冠が乗せられています。

 

 

次は、スペイン広場、トレヴィの泉に向います。