アクション界の2大レジェンド、シルヴェスター・スタローンとアーノルド・シュワルツェネッガーの豪華共演で贈るサスペンス・アクション。自ら作り上げた難攻不落の最新鋭監獄要塞に、何者かの陰謀で投獄されたセキュリティの世界的権威が、獄中で出会った謎の男の助けを借りて一世一代の脱獄計画に挑む姿を描く。監督は「1408号室」「ザ・ライト -エクソシストの真実-」のミカエル・ハフストローム。
脱獄のスペシャリスト、レイ・ブレスリンは、自ら囚人として刑務所に潜入し、様々な手段で脱獄しては警備の弱点を指摘するセキュリティ・コンサルタントの第一人者。ある日、そんな彼のもとにCIAから民間の極秘刑務所を調べるための脱獄依頼が舞い込む。しかしそれは、彼を陥れる罠だった。ブレスリンがぶち込まれた刑務所は、彼の指南書をもとに設計された “墓場” の異名を持つ難攻不落の超ハイテク監獄要塞だった。いよいよ窮地に陥ったかに思われたブレスリンだったが、そんな彼に“墓場”の囚人たちを束ねる屈強な男ロットマイヤーが近づいてくる…。
スタローン&シュワルツェネッガーの競演「エクスペンダブルズ」シリーズは知っていましたが、この作品は知りませんでした。思えば、エクスペンダブルズは、一作目は競演というよりシュワルツェネッガーはカメオ出演程度でしたもんね。そういう意味では この作品で本格共演がスタートした訳だ
まあ 主役のスタローンはさすがですよ
武骨で寡黙。渋い男の中の男はこの人しかいませんね。それに対し、シュワルツェネッガーはちょっとコミカルな感じが似合う。良い組み合わせです。
往年の名作「大脱走」、「ショーシャンクの空に」、同じくスタローン主演の「ロックアップ」を彷彿とさせます。しかし、今回は極悪犯でもなく無実の罪で投獄でもなく、脱出を生業としているスぺシャリストが “仕事で” 潜入。でもやっぱり、裏切られちゃうんだよね…。なかなか展開としては面白いシュワルツェネッガーの正体にちょっと謎があるけど、それもこれも最後にスッキリ解決
その点でもなかなか良かったんではないでしょうか
「大脱出」(2013年)
監督 ミカエル・ハフストローム
製作 マーク・キャントン、ランドール・エメット、レミントン・チェイス 他
原案 マイルズ・チャップマン
脚本 マイルズ・チャップマン、アーネル・ジェスコ
撮影 ブレンダン・ガルヴィン
編集 エリオット・グリーンバーグ
音楽 アレックス・ヘッフェス、シーズン・ケント
出演 シルヴェスター・スタローン (レイ・ブレスリン)
アーノルド・シュワルツェネッガー(エミル・ロットマイヤー)
ジム・ガヴィーゼル (ホブス所長)
ファラン・ターヒル (ジャベド)
ヴィニー・ジョーンズ (ドレーク)
ヴィンセント・ドノフリオ (レスター・クラーク)
カトリーナ・バルフ (ジェシカ・マイヤー)
カーティス・“50 Cent”・ジャクソン(ハッシュ)
エイミー・ライアン (アビゲイル)
サム・ニール (カイリー医師)