ジェイソン・ステイサムの出世作「トランスポーター」シリーズを、英国の新鋭エド・スクライン主演でリブートしたリュック・ベッソン製作・脚本のクライム・アクション。どんな依頼品でも請け負うプロの運び屋フランク・マーティンの活躍をスタイリッシュなカー・アクションとともに描く。監督は、「フルスロットル」のカミーユ・ドゥラマーレ。
謎の美女アンナの依頼を受け、時間通りに到着したフランク。ところが、そこにアンナの他にも2人の美女が乗り込んでくる。約束が違うと、依頼を断ろうとするフランクだったが、アンナはスマホの映像を見せフランクの父を誘拐したことを告げる。 こうしてフランクは、 父の命と引き換えにアンナたちの計画に協力させられてしまう。それは彼女たちを奴隷のように扱っていた巨大犯罪組織への復讐というものだったが…。
初代『トランスポーター』ことフランク・マーティンはジェイソン・ステイサムでした。ご存じ、キレッキレのアクションと、ストイックなまでの演技は私個人的には、大いに痺れるところでした。その彼が前作「トランスポーター3 アンリミテッド」でフランク・マーティン役を卒業。なんたって、赤毛のヒロインと結婚しちゃったからね で、今後は どうなるのかと 思ってたら…2代目が襲名していました
二代目はエド・スクライン。もともとは、イギリスのラッパーだそうで、要はイギリス版ウィル・スミスみたいなもんだだけど、やはり格闘アクションの面では、ジェイソンに比べるとまだまだ甘いね しかも、依頼人の女と、すぐ寝ちゃう フランク役はもっとストイックじゃないとね。ジェイソン時代はなかなかヒロインの美女といい仲にならないので、“ゲイ疑惑”まで出た程。まだまだ彼は力不足ですな
「トランスポーター イグニション」(2015年)
監督 カミーユ・ドゥラマーレ
製作 リュック・ベッソン、マーク・ギャオ
原案 リュック・ベッソン、ロバート・マーク・ケイメン
脚本 リュック・ベッソン、アダム・クーパー、ビル・コラージュ
撮影 クリストフ・コレット
音楽 アレクサンドル・アザリア
出演 エド・スクライン (フランク・マーティン)
レイ・スティーヴンソン (フランク・シニア)
ロアン・シャバノル (アンナ)
ガブリエラ・ライト (ジーナ)
タティアナ・パイコヴィッチ(マリア)
ウェンシア・ユー (キャオ)
ラシャ・ブコヴィッチ (アルカディ・カラゾフ)