「チョコレートドーナツ」(2012年) | きまぐれWalker2

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2019年より Amebaブログにやってきました
それ以前はYahoo!ブログでやっておりました
気づけば17年、時間だけは長くやってますな

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1970年代後半のアメリカを舞台に、 世間の無理解と 葛藤
組のゲイ・カップルが、親に見放された ダウン症の
一つの家庭を築き家族としての愛情と絆を育んで
くさまと、やがて少年を守るため、理不尽な差別や偏見
対して決然と立ち上がる姿を描いた感動のヒューマン・
ラマ。主演は、「アニバーサリーの夜に」のアラン・カミン
グ、共演にはギャレット・ディラハント、アイザック・レイヴァ。
は俳優出身のトラヴィス・ファイン。
 
1979年、アメリカ。ゲイのルディはシンガーを夢見ながらも、
口パクで踊る ショーダンサーとして働く日々。 そんな彼に
ある日、ゲイであることを隠して生きる検事局の男性ポー
ルが一目惚れ、2人はたちまち恋に落ちる。 一方で、ルデ
ィはアパートの隣に暮らすダウン症の少年、マルコが気掛
かり。 母親は薬物依存症で、マルコの世話もまともにして
はいなかったが、やがて母親は薬物所持で逮捕され、マル
コは施設行きに。 見かねたルディとポールはマルコを引き
り、面倒を見るのだったが…。
 
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公開当時、“絶対に泣ける映画”と話題になり、気にはなっ
ていたのですがついに観ることが出来ましたビックリマーク主役を演
アラン・カミングがいいですねグッド! “その気は無くても”、
男から観てもチャーミングです 彼の歌は心に染み入り
ます ドラッグクイーンと検事と、ダウン症の少年…検
を除き、完全な弱者。 しかも、検事もゲイなので、世間から
の理解は全く得られない…。それが、法律で監護権を争う
裁判になれば尚更です。
 
しかし、世の中はこんなに分からず屋が多いのかと思うと
ガッカリしてしまいます。 このゲイの2人に監護権・親権
与えることで、いったい誰が嫌な思いをするのでしょうか
そうなっても、2人はもとよりハピーで、マルコは彼らを本
の親のように慕い、実の母親は男に夢中でなんの問題
も無し。 なに、悲劇的なエンデングをむかえ、ただただ、
周りの悪意が、突き刺さるように、“痛い”後味となりました。
最後の手紙”読んで、判事は、弁護士は、州検察官は、
何をうのでょうか…。
 
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「チョコレートドーナツ」(2012年)
監督 トラヴィス・ファイン
製作 トラヴィス・ファイン、クリス・ホスステッター・ファイン、チップ・ホーリハン 他
脚本 トラヴィス・ファイン、ジョージ・アーサー・ブルーム
撮影 レイチェル・モリソン
音楽 ジョーイ・ニューマン
出演 アラン・カミング         (ルディ・ドナテロ)
    ギャレット・ディラハント    (ポール・フラガー)
    アイザック・レイヴァ      (マルコ・ディレオン)
    フランシス・フィッシャー    (マイヤーソン判事)
    グレッグ・ヘンリー       (ランバート)
    クリス・マルケイ        (ウィルソン州検察官)
    ドン・フランクリン       (ロニー・ワシントン)
    ジイミー・アン・オールマン (マリアンナ・ディレオン)
    ケリー・ウィリアムズ     (ミス・フレミング)
    アラン・レイチェンス      (レズニック判事 )
 
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