カーボン・フリーズ(炭素冷凍)されたハン・ソロを 救出するため、
ジャバ・ザ・ハットの宮殿を訪れたルークは彼の救出に成功する
と、再びダゴバに戻る。 そこでヨーダはルークにレイアが妹であ
る事、父ダース・ベイダーと戦わねばならぬ事を告げ息を引き取
る。反乱軍は、惑星エンドアから帝国軍が建造中のスーパー・デ
ス・スターの破壊を企てる。 そしてルークは 彼をフォースの暗黒
面に引きずりこもうとしているダース・ベイダーとの、最後の闘い
に挑むのであった…。
前作「帝国の逆襲」で、未解決のままに終った問題を全て消化す
る所から始めなければいけないという、これも若干分が悪いシリ
ーズ第2部完結編(エピソードVI)。緑の惑星エンドアを中心に展
開されるスーパー・デス・スター破壊作戦。技術的には進歩の一
途をたどるSFXは凄い(森の中でのスピーダーバイクのチェイス・
シーンは白眉)が、後半の内容が盛り沢山過ぎて、かなり駆け足
的な展開で終ってしまったのは、誠に残念でした。
ついに、エピソード完結公開当初は、「ジェダイの復讐」といっ
ていました第3作。でもね…“ジェダイの騎士は復讐しないでしょ
う”ということで「ジェダイの帰還」に落ち着いた。そもそも、ジョー
ジ・ルーカスはReturn of the Jedi としていたそうで、「ジェダイの
帰還」で正解 で、最後はやっぱり、“親子対決”になります。 ア
ナキン・スカイウォーカーこと ダース・ベイダー役には、デビッド・
プラウズが演じていましたが…この最期のシーンで素顔をさらし
たのはセバスチャン・ショウ、そして後に ホログラム・シーンに登
場するのがヘイデン・クリステンセンと、何のこっちゃ~
タトゥイーン、ダゴバ、エンドアと舞台が目まぐるしく変わるが、エ
ンドアのシーンがちょっと長すぎたかな~ また、熊のぬいぐる
みのようなイウォーク族にも賛否両論。 思えば、こういうコミック・
リリーフ的キャラクターは、SWと相性が悪い。 最初はC-3POもし
かり。 ジャー・ジャー・ビンクスなんか、最後までいい評判は聞か
ないもんね… ただ、エンディングが大団円となることは決まっ
ているし、まあいわゆる定型化になることは義務づけられていま
すからねぇ~
この16年後に作られることになる エピソードⅠ~Ⅲはもちろん ま
さかⅦ~Ⅸが作られるとは、今となっては非常に感慨深いですね。
私は、シリーズ第1部(エピソードⅠ~Ⅲ)はCGが金ピカ過ぎてま
るで、アニメーションのようであまり好きではありませんでした。な
ので、今度の第3部(エピソードⅦ~Ⅸ)には、相当期待しており
ます。 さて、いよいよ明日、記事にしますよ~お楽しみに♪
「スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還」(1983年)
監督 リチャード・マーカンド
製作 ジョージ・ルーカス、ハワード・カザンジャン、ロバート・ワッツ
脚本 ジョージ・ルーカス、ローレンス・カスダン
撮影 アラン・ヒューム
特撮 リチャード・エドランド、フィル・ティペット、デニス・ミューレン
音楽 ジョン・ウィリアムズ
出演 マーク・ハミル (ルーク・スカイウォーカー)
ハリソン・フォード (ハン・ソロ)
キャリー・フィッシャー (レイア・オーガナ)
アンソニー・ダニエルズ (C‐3PO)
ケニー・ベイカー (R2‐D2)
フランク・オズ (ヨーダ)
ピーター・メイヒュー (チューバッカ)
ビリー・ディー・ウィリアムズ(ランド・カルリジアン男爵)
デヴィッド・プラウズ (ダース・ベイダー)
セバスチャン・ショウ (アナキン・スカイウォーカー)
イアン・マクダミード (皇帝パルパティーン)
アレック・ギネス (オビ=ワン・“ベン”・ケノービ)