東川篤哉 『謎解きはディナーのあとで』

東川篤哉　『謎解きはディナーのあとで』　（小学館）　1,575円

[作品紹介]

国立署の新米刑事、宝生麗子は世界的に有名な『宝生グルー

プ』のお嬢様｡『風祭モータース』の御曹司である風祭警部の下

で、数々の事件に奮闘中だ。 難解な事件にぶちあたるたびに、

その一部始終を相談する相手は“執事兼運転手”の影山。 「お

嬢様の目は節穴でございますか」―暴言すれすれの毒舌で

麗子の推理力のなさを指摘しつつ、 影山は鮮やかに事件の謎

を解き明かしていく。

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実はこの原作、 2011年にフジテレビ系列でドラマ放送されてい

ましたが、２回観てリタイアしてしまいました… 思いの他、つ

まらなかったもんで。それで､原作本を読むのもためらわれたん

ですよねぇ～ でも、もう３冊も出てるというんで、図書館予約

しましたよ 原作は短編集なので、さほど考えずにサクッと読

めます

｢殺人現場では靴をお脱ぎください｣、｢殺しのワインはいかがで

しょう」、「綺麗な薔薇には殺意がございます」、「花嫁は密室の

中でございます」、｢二股にはお気をつけください｣、｢死者からの

伝言をどうぞ」の６編を収録。 表紙の装丁は、最近注目のデザ

イナー中村佑介氏が務めています。

ドラマでは主人公の宝生麗子を北川景子、執事影山を櫻井翔、

風祭警部を椎名桔平が演じていましたが…この表紙の装丁の

イメージとはあまりに違うのでちょっと拍子抜けしてしまいます。

陰山役には 谷原章介、田辺誠一、西島秀俊とかがよかったん

じゃないのぉ～